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サクセス、25周年記念式典で |
株式会社サクセスは'78年6月7日設立から25周年を迎えるのを記念し、都内で25周年記念式典を開催した。その場で今後の方針説明や、現在開発中のゲームタイトル名なども同時に公開された。
サクセスの吉成隆杜代表取締役社長は「ゲーム会社の経営は安定性に欠け、20年以上続いている会社は5%以下と大変厳しい。安定して好きなものを作るためにも株式を公開し、安定した経営に務めたい」と発言。
現在注力しているもののひとつにネットワークゲームがあるが、これについて吉成氏は「石の上にも3年ということで、4年前からサクセスはオンラインゲームを手がけている。ネットワークゲームはゲームの制作から運営に至るまで、競技で言えば陸上と水泳くらい違う。まったく違うノウハウが必要で、これまで蓄積してきた」と今後オンラインゲームが重要な要素となることをアピール。
ちなみにMMORPG「ガディウス」は毎日2,000人から3,000人が毎晩プレイしており、課金している人が15,000人程度。海戦で64人対64人で対戦できる「Navy Field」は同時アクセス1,000程度だといい、近く課金していく意向だという。このほか現代をテーマにした3DMMORPGで「抱きつくことも、Kissをすることもでき、結婚もできて式も挙げられる (吉成氏)」という「N・Age (エヌエイジ)」や潜水艦バトルアクション「バトルマリン」もサービスの開始を控えている状態。現状会員20万人、1万人が課金している状態だが、今年度中に課金ユーザーを10万人に引き上げたいとしている。
そして最後に今期発売予定のコンシューマタイトルをいくつか紹介された。これによると超絶シューティングゲームの続編「サイヴァリア2」がプレイステーション 2でリリース予定となっているほか、気になるところではプレイステーション 2でリリースされる予定の「The 吉野家」、海外ですでに発売済みの映画を素材にしたRageの「ロッキー」をローカライズしてプレイステーション 2でリリース。このほか携帯コンテンツとして好調な「ZOOO」のプレイステーション 2版、ゲームボーイアドバンス版 (アレンジは加えられる予定) 、テトリス、UNOといった定番もの、MUSIC GENERATORをプレイステーション 2で。さらにXbox Live対応作品が4タイトル控えているなど、かなりの新作ラッシュとなりそうな勢いだ。
お詫び:初出時におきましてソフトのタイトルを「The 吉野屋」といたしておりましたが、正しくは「The 吉野家」です。ご迷惑をおかけした皆様にお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。
□サクセスのホームページ
http://www.success-corp.co.jp/
(2003年5月28日)
[Reported by 船津稔]
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