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新型PS2「SCPH-50000」試用レポート
〜はっきりわかる静音化に感動

外箱には黄色く「+」の文字が入ったマークがついた
5月15日 発売

価格:25,000円(税別)

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション 2」の最新型となる「SCPH-50000」が5月15日に販売を開始した。弊誌でも当日に入手できたので、GAME Watch的視点からレポートしてみたい。

■ SCPH-30000との変化は?

 やはり気になるのは、以前のモデルとの違い。そこで、モデル的には2世代前、HDDを内蔵するEXPANTION BAYが初めて搭載された「SCPH-30000」と「SCPH-50000」を比較してみることにする。

・正面

 筐体正面から見て、はっきりわかる違いはひとつ。iLINK端子がなくなっていることのみ。フロム・ソフトウェアの「アーマード・コア」シリーズや、ナムコの「タイムクライシス2」など、同端子を使ってのリンク対戦や協力プレイを楽しんでいる人には残念な変更点といえる。もうひとつの変更点としては、電源ボタンとEJECTボタンの間に、赤外線受光部が内蔵されたこと。本体色と似ているため、ぱっと見ではわからない。非常にうまく収められていると思う。

上がSCPH-50000、下がSCPH-30000(以下同) ドライブの横にリモコンの受光部が内蔵された iLINK端子がなくなった

・背面

 背面を眺めてみると、はっきりわかるのはプロダクトシールの部分。大きさが従来よりひとまわり大きくなり、バーコードが印刷されている。「PlayStation BB Unit」を接続しても、このシール部分がはみ出るようになっている。ほかには……と細かく見ていくと、もうひとつ大きな違いがあることがわかる。それは背面の放熱用のファン。直径は同じ(開口部も同寸)だが、ファンの枚数が違う。「SCPH-30000」の9枚に対し、「SCPH-50000」は11枚に増え、フィン1枚あたりが小型になっている。「SCPH-50000」のウリとなる「静音化」にはこの変更が大きく作用するのだろうか?

プロダクトシールが大型化している フィンの枚数が変更されている PSBB Unitを増設してみたところ。右がSCPH-30000、左がSCPH-50000

・DVDドライブ部

 ざっと見回すと、ドライブトレイ上面にはあまり変化がない。ディスクを載せる部分の端が中抜きになったぐらいだろう。しかし背面を見ていると、ドライブ本体に垂直に伸びている金属のバーがなくなっている。縦置き時にドライブトレイをスムーズに移動させるためのガイドの役割を果たしているものだと思われるが、そこがトレイに成型されて織り込まれているということになる。縦置きで開閉してみたが、特に違和感はなかった。トレイのオープン/クローズとも時間や動作音に変化も見られなかった。

・その他

 製品情報を確認すると、重量が2.2kgから2.0kgへと若干軽量化されている。実際に持ってみると、若干だが「SCPH-50000」のほうが軽いな、という印象だ。重心のバランスが変更されているのかもしれないが、細かい点だがうれしいポイントかも。PlayStation BB Unitを増設しようとEXPANTION BAYを開けてみたら、カバーがABS樹脂だけのものに変更されていた。各所で軽量化、コストダウンが図られていることはまちがいない。

左がSCPH-30000、右がSCPH-50000のドライブトレイ 同じく左がSCPH-30000、右がSCPH-50000のドライブトレイ背面 EXPANTION BAYをふさいでいるカバー。上がSCPH-50000、下がSCPH-30000

■ 電源入れてみました

 使い慣れている「SCPH-30000」と同様、背面のスイッチをONにし、正面の電源ボタンを押すと、何事もなかったように起動。と、やはり気になるのは音。「SCPH-30000」では、背面を向けなくても明らかにファンの動作音がしたものだが、「SCPH-50000」は編集部のオフィスではほとんどファンの動作音が聞こえないのである。試しに、両者の電源を投入し、動作中に持ち上げて耳のそばまで近づけてみると、明らかに「SCPH-50000」のファンは静音化されている。

 編集部のスタッフ数人に聞いてもらったが、口々に「静かだ」、「いいなあ〜」という声が。DVDプレーヤーとしてPS2を使用しているユーザーには、この静音化は大変ありがたい変更点といえるだろう。記者も、フローリングの部屋に初代PS2(SCPH-10000)を直置きしてゲームをプレイしているが、電源を投入した際、TVなどの電源を入れていないと、まず「フォー」というようなファンの動作音が気になっていた。AV機器としてのPS2を考えたとき、まず改良して欲しかったポイントだけに、「そろそろ買い換えてもいいかな?」と思わせるだけのものはあった。

 さて、ゲームをプレイしてみたところ、先ほどの静音化以外に特に目立った違いには気が付かなかった。

 最後に、「SCPH-50000」のウリもうひとつのポイントであるDVDリモコンで電源がオフにできる機能は、プレイゾーンから離れたところに本体を設置している環境では、非常にありがたいことを付け加えておこう。

【追記】
 DVDドライブは編集部の「SCPH-30000」よりも動作音が小さいことも確認できた。ただ、経年変化による動作音の変化も関係していると思われるため、必ずしも「『SCPH-50000』のDVDドライブのほうが音が小さい」とは言い切れない。

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□製品情報[PDF]
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/030414.pdf
□関連情報
【4月14日】SCEJ、DVD±R/RWが再生可能な
新型PS2「SCPH-50000」ファンノイズを従来機比で約1/4に低減
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030414/scej.htm

(2003年5月15日)

[Reported by 佐伯憲司]


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