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Electronic Entertainment Expo 2003現地レポートE3開幕直前レポート |
会場:Los Angeles Convention Center
ゲーム関連では名実ともに世界最大規模のトレードショウ「Electronic Entertainment Expo 2003 (E3)」が、現地時間の5月14日より、今年もロサンゼルスのコンベンションセンターを会場に3日間の日程で開催される。
E3前日にあたる今日は、毎年恒例となっているハードウェアメーカーのカンファレンスをはじめ、主要ゲームメーカーの発表会がLA各地で開催されている。会場内では、明日の開幕を控え、ブース設営準備にいそしむ関係者の姿や、入場バッジとディレクトリを入手するために足を運ぶプレスの姿が見られた。
コンベンションセンターは大きくわけて、WestホールとSouthホール、それを結びつける横長のConcourseホールの3つの建物で構成されている。毎年、West、Southの両ホールの入り口上に掲げられる特大ポスターの内容がE3の見物のひとつになっているが、今年はSouthホールはE3直前に社名変更を発表したATARI(旧Infogrames)の社名ロゴ、Westホールは昨年同様SCEAのイメージポスターだった。
期待されるタイトルとしては、日本勢だけ見ても、SCEIの「グランツーリスモ4」(PS2)を筆頭に、ナムコの「R -Racing Revolution-」(PS2、GC、Xbox)、任天堂の「マリオカートGC」(GC)、カプコンの「Resident Evil Outbreak」(PS2)など、各社とも充実したラインナップを擁している。コンソール市場はいよいよ収穫期を迎えたといった印象だ。これらの概要については、現在行われているプレスカンファレンスにて明らかにされる模様だ。
一方、海外勢もValveの「Half-Life 2」、id Softwareの「DOOM III」という横綱級のFPS2タイトルをはじめ、Microsoftの航空史100周年記念作品「Flight Simulator 2004: A Century of Flight」、Sony Online Entertainmentの「Ever Quest II」を初めとするEQ関連タイトル、2年ぶりの復活となるLionhead Studiosの最新作「Black & White 2」などなど、こちらも一騎当千級の大作がひしめいている。特にMMORPGに関してはE3史上最多数が出展される見込み。GAME Watchでは明日以降、リアルタイムレポートをお届けしていくのでお楽しみに。
(2003年5月14日)
[Reported by 中村聖司]
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