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ブキミでカワイイCGアニメをアクションアドベンチャーで!
カプコン、PS2「グレゴリーホラーショー」

2003年夏 発売予定

価格:未定

TVではストーリーテラーを務めるグレゴリー。本作でも重要な役割を果たす
 株式会社カプコンはプレイステーション 2用ソフトとして「グレゴリーホラーショー」を発売する。発売予定日は2003年夏で、価格は未定。

 本作はTV朝日系列で放映され好評を博したCGアニメ「グレゴリーホラーショー」をモチーフにした作品。“カートゥーンホラー”と名付けられた独自の世界を探索し、楽しむことができる。使用されているCGも原作そのまま、「ブキミでカワイイ」奇妙な世界観は原作のファンのみならず、多くのプレーヤーを魅了するだろう。

 「グレゴリーホラーショー」は異次元のホテル“グレゴリーハウス”が舞台となる。ストーリーテラーでもあるうさんくさい老ネズミ・グレゴリーが管理人を務めるこの建物に、現実の世界でなじむことのできなかった人々(物である場合もある)が迷い込んでくる。グレゴリーハウスで宿泊をするうち、宿泊客達は現実の姿を失っていき、己の“欲望”の姿そのものに変わってしまう。そして、その姿での新しい生活が始まる。グレゴリーハウスは現実から離れ、新しい自分として生活をしていく場所、奇妙で怖いけれど、不思議と安息を感じられる場所なのである。

 ゲームはこの作品をモチーフにオリジナルのキャラクタ「BOY/GIRL」が主人公となる。ふとしたことでこのグレゴリーハウスに迷い込んでしまった主人公は、このホテルから脱出するために“迷えるタマシイ”を探さなければならない。
 迷えるタマシイはいまや欲望そのものの姿に変わってしまった宿泊客達が持っており、彼らは主人公にそれを渡すまいと、さまざまな邪魔をしてくる。時には襲いかかってくることも……。主人公は精神的に追いつめられながらも、現実に戻るために努力を続けることとなる。

 ゲームはリアルタイムで進行。登場キャラクタはその時間に合わせて眠ったり、ものを食べたり、さまざまなことを思い思いにしている。プレーヤーは彼らの行動を「のぞき」で観察し、宿泊客達の「行動パターン」をチェック、タマシイを集めるためのヒントを収集する。ホテルには図書室やキッチンなどさまざまな部屋があり、行動パターンと密接に関係している。また主人公の「精神」も大事な要素。できるだけショックを受けないように立ち回らなければいけない。

 「ココロ」をテーマに、恐いながらも魅力的なキャラクタ達と、どんな物語が繰り広げられるのか、独特なテイストを持ったゲームになりそうだ。

【スクリーンショット】


(C)2001 Naomi Iwata/PROJECT GREGORY HORROR SHOW
(C)CAPCOM CO.,LTD. 2003 ALL RIGHTS RESERVED.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp

(2003年5月13日)

[Reported by 勝田哲也]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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