料金：1室500円（梅田ジョイポリスのみ1室600円）

　株式会社セガは、東京、梅田、岡山で運営中の屋内型テーマパーク「ジョイポリス」にて、モーニング娘。のメンバー4人が登場する3Dサウンドアトラクション「かごめ唄」をそれぞれ稼動させる。アトラクションは「遭遇（前編）」、「覚醒（後編）」のふたつにわけられており、料金は東京と岡山が1室500円で、梅田が1室600円。岡山ジョイポリスは「遭遇」のみ設置される。

　3Dサウンドアトラクションは、真っ暗な部屋のなかでヘッドフォンを装着し、立体音響、振動、風などの特殊効果で、臨場感のある恐怖体験ができるアトラクション。2001年末からモーニング娘。のメンバーが登場する「十三人恐怖の晩餐」と「心霊写真の謎」が公開されていたが、4月からは本作が入れ替わりで稼動する。稼働日は、東京ジョイポリスが4月22日、梅田ジョイポリスが4月23日、岡山ジョイポリスが4月25日からとなっている。

　新アトラクション「かごめ唄」は、モーニング娘。メンバーの安倍なつみさん、紺野あさ美さん、矢口真里さん、石川梨華さんが本人役で出演するアトラクションで、内容は「かごめ、かごめ……」のフレーズでおなじみの「かごめ唄」をモチーフにしたホラーストーリー。前編「遭遇」と後編「覚醒」の二部にわけられているが、どちらを先に体験しても楽しめるよう構成されている。ただし、前編・後編とあるようにストーリーが連動しているため、ファンならば両方チェックするしかないだろう。ちなみに、メインキャストは前編が安倍さんと紺野さん、後編が矢口さんと石川さん。

　今回、セガは一般公開日にあわせてプレス向けの体験会を開催した。ネタばれを避けるため詳細には触れないでおくが、アトラクションの内部は実に禍々しく凝った仕上がりになっており、気が弱い人は屋内が真っ暗になっただけで冷や汗が吹き出るかもしれない……とだけいっておこう。

　また、劇中において、安倍なつみさん、紺野あさ美さん、矢口真里さん、石川梨華さんが、まるで自分の耳元にいるかのようにささやいてくるシーンが何度かある。記者はモーニング娘。のファンではないため、正直あまりピンとこなかったが、熱心なファンは“この一瞬のため”だけでも足を運ぶ価値がありそうだ。

恐怖感を倍増させるアトラクションの内装。細かいところまで凝った作りになっている。気の弱い人はこの時点でアウトかも		新アトラクション「かごめ唄」記念写真セットも販売中

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/joypolis/a_kagomeuta.html
□「ジョイポリス」のページ
http://sega.jp/joypolis/
□関連情報
【2001年11月30日】「モーニング娘。」が耳元でささやいてくれる!! ファン必聴のアトラクション、ジョイポリスなどで12月1日より稼働開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011130/sega.htm

(2003年4月22日)

[Reported by 北村孝和]

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