社団法人コンピュータエンタテインメント協会 (CESA) は、9月26日から27日まで幕張メッセにおいて開催されるゲーム関連の展示会「東京ゲームショウ2003」のテーマや主催者企画などを発表した。

　2003年のテーマは「遊び心が世界を変える」に決定。2002年のテーマは「遊びは人類のDNA」だったが、東京ゲームショウが、日本のコンピュータエンタテインメント産業の発展をにない世界をリードする中心的イベントとなるべく、一歩進める意味も込められているという。具体的には“遊び心”が、エンターテインメントの世界を変える大きな原動力になるものであると言うところからきている。

　主催者企画としても、今年初めての試みとして「開発ツール&ミドルウェアコーナー」が開設される。ゲーム開発において作業効率を上げるものや、クオリティアップに繋がるツール、ミドルウェア、ライブラリなどを開発しているベンダーを集めたコーナーを設置。また、併催される「TGSフォーラム」では、国際ゲーム開発者会議 (IGDA) の協力により米国の関係者を招き、開発環境などの紹介などを行なうという。こういったビジネス関連の催しについては、2002年から共催として名を連ねた日経BP社が打ち出した方針をさらに押し進めたものだ。

　このほかでは、昨年好評だったことからテーブルゲームなどを集めたコーナー「テーブルゲームスタジアム IN 東京ゲームショウ」が今年も設置される。昨年との違いは今年は同ブースにおいて物販が可能になったこと。今年はテーブルゲームをプレイして、気に入れば、その場でゲームを購入することもできるようになる。

□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2003」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□関連情報
【2月12日】CESA、「東京ゲームショウ2003」開催概要を発表
幕張メッセで9月26日から28日まで開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030212/tgs2003.htm

(2003年4月18日)

[Reported by 船津稔]

GAME Watchホームページ

Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします