カプコン、「ポートロイヤル 日本語版」を6月20日発売
大航海時代の海洋冒険ロマンを堪能できるSLG
6月20日発売予定
価格:6,800円
株式会社カプコンは、独Ascaron Entertainmentが手がけた海洋冒険SLG「ポートロイヤル」を日本語化して6月20日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は6,800円。
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広大なカリブ海。この全域がゲームの舞台となる |
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美しい港町。街に投資して新しい施設を建設するコンストラクション要素もあり |
「ポートロイヤル 日本語版」は、16世紀のカリブ海を舞台に、交易と冒険の旅を堪能できる海洋冒険シミュレーションゲーム。Ascaron Entertainmentの前作「Patrician II」(メディアクエスト)も中世ヨーロッパを舞台にした海洋冒険モノだが、こちらがヨーロッパ史上最大規模の海商組織「ハンザ同盟」全盛期のヨーロッパを舞台にしているのに対し、「ポートロイヤル」はハンザ同盟の衰退期にあたる16世紀後半を扱っているところが大きく異なる。シリーズ的な結びつきはないものの、歴史的には綺麗に繋がっている。
ハンザ同盟の衰退にともない、ヨーロッパの海商たちは当地での商売が困難となり、カリブ海の諸島群に新天地を求めることになる。プレーヤーの分身である主人公もそうした海商のひとり。しかし、カリブ海に向かう途中で嵐に遭い、命を除くすべてを失ってしまう。その後、カリブ海の小さな街で友人たちと小さな船を完成させる。これが物語のプロローグ。これからどういう海商になるかはプレーヤー次第というわけである。
「ポートロイヤル」は、ゲーム前半と後半で内容が大きく異なるところが特徴で、前半は小型船による交易が中心で、中盤以降は冒険や海戦が中心になってくる。最終的な目的はカリブ海全域の支配権の獲得だ。その過程は、ひととおりではなく、大きく分けて商人と海賊の2とおりの方法がある。
ゲームの舞台は、コロンブスの西インド諸島から一世紀近くが経過しているが、まだまだ未踏の秘境や宝などが隠されているという。歴史上に名を残した海賊なども登場し、これを討伐することで名を挙げることも可能という。海洋冒険ロマンがたっぷり味わえそうな作品だ。
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交易品の買い付けや船員の雇い入れ、受けたミッションのクリアなど、プレーヤーがすべき仕事は多岐にわたる。カリブ海には60もの港町が点在するようだ |
(C) 2003 Ascaron Entertainment GmbH, and/or Ascaron Entertainment (UK) Ltd.
□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「ポートロイヤル 日本語版」の公式ページ
http://www.capcom.co.jp/pc/portr/index.html
(2003年4月16日)
[Reported by 中村聖司]
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