価格：各3,400円

　株式会社トワイライトエクスプレスは、マイクロソフト「Flight Simulator 2002」用の追加ソフト「空のナビゲーター ～日本編～」、「同 ～世界編～」を5月17日に同時発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は各3,400円。

日本を代表するランドマーク富士山。これで日本をひとまわりするだけで、ずいぶん地理に詳しくなれそうだ

　「空のナビゲーター」は、フライト中にリアルタイムで地上のオブジェクトの名称を表示してくれるFS2002専用のアドオンソフト。その対象は、地名、産地、河川、湾岸、海峡、島、建物などで、あらかじめチェックボックスで指定した箇所のみを表示させることができる。

　いわゆるランドマークだけでなく、従来のっぺり表示のままで、どこがどこだか判別が付かなかった地表テクスチャに直接地名を表示させているところがユニークだ。ゲーム中に表示、非表示を切り替えることも可能で、フライト中ずっと表示させたり、必要なときだけ表示させたりなど、さまざまな使い方ができそうだ。

　「日本編」は文字通り、日本列島のみを対象にしており、約2,000件の名称が収録されている。表示はすべて日本語となっている。日本列島をベースにフライトを楽しんでいるファンにお勧めだ。

　一方、「世界編」は、全世界を対象に170,000件の名称を収録している。2,000件と170,000件が同じ価格設定なのはやや不思議だが、世界旅行が好きな人にとってはかなりお買い得なパッケージといえる。これでシベリア横断飛行やアメリカ横断飛行といった自由なフライトを気軽に楽しめそうだ。

上段が「日本編」で、下段が「世界編」。新宿やニューヨークなどのランドマークはほとんど表示されている。ただ、場所によってはフォントが見にくい。フォントカラーは変えられないのだろうか

(c) 2003 Twilight Express Inc. All rights reserved.

□トワイライトエクスプレスのホームページ
http://www.twilight-express.com/

(2003年4月10日)

[Reported by 中村聖司]

GAME Watchホームページ

Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします