株式会社バンダイは、6月7日に日本公開となる映画「マトリックス リローデット」の公開に合わせ、6月19日にアクションゲーム「ENTER THE MATRIX」を6,800円で発売する。プラットフォームはプレイステーション 2、ニンテンドーゲームキューブ、Xboxで、合計50万本の販売を見込んでいるという。なお、開発はフランスのINFOGRAMESで、Windows版「ENTER THE MATRIX」はインフォグラムジャパン株式会社から発売される予定となっている。

　「ENTER THE MATRIX」は、プロデューサーがジョエル・シルバー、脚本・監督がAady & Larry Wachowski兄弟、そして配役がキアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー＝アン・モスなど映画と同じスタッフで制作されている。プレーヤーキャラを演じるのはジャダ・ピンケット・スミスとアンソニー・ワォン。ゲームの脚本もWachowski兄弟によって書かれ、ゲームでしか体験することのできない映像が約1時間分撮影されているという。この映像はもちろん映画と同じクオリティだ。

　映画「マトリックス」は、日本のアニメやゲームなどに多大な影響を受けていることを監督自らが告白している。が、公開と同時に人気を呼んだその特撮シーンは、ゲームに逆輸入される形で、「MAX PAYNE」やナムコの「デッド トゥ ライツ」で見ることができる。

　ほかの映像作品でも多用された同種の技術は今回も使われると思われるが、Wachowski監督は「まねのできない新しい特撮技術の投入」を公言しており、どういった映像を目にすることができるのかわからない。その映画のゲーム化という点では、さらにその上を行く映像に仕上がっているか楽しみなところでもある。今回公開された画像では銃器を手にする敵を相手に格闘で戦いを挑んでいる。どのようなアクションが、どのような操作で楽しめるかも気になるところだ。

Enter The Matrix video game (c) 2003 Warner Bros. and Infogrames, Inc. All rights reserved.
All other trademarks are the property of their respective owners.
Manufactured and Marketed by Infogrames, Inc. New York, NY.
Published and distributed in Japan by BANDAI
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□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□ニュースリリース
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(2003年4月10日)

[Reported by 船津稔]

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