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PS2「怒首領蜂 大往生」オリジナル要素紹介と
3体の美しき“エレメントドール”の画像を掲載

2003年4月10日 発売

価格:5,800円

美しい少女の形をした戦闘ロボット・エレメントドール。彼女たち乗せて戦うこととなる
 株式会社アリカはプレイステーション 2用ソフトとして「怒首領蜂 大往生」を4月10日に発売した。価格は5,800円。

 アーケード版に徹底的にこだわり、さらにその上を目指そうとするアリカのPS2「怒首領蜂 大往生(以下:大往生)」。今回はゲームシステムと、登場する3体の美少女の形をした兵器・エレメントドール、そしてPS2専用モード“デスレーベル”と“シミュレーションモード”を紹介する。

 「大往生」は縦スクロールタイプのシューティングゲームで、「GPメーター」がなくならないうちに敵を連続で破壊することによって生じる「コンボ」でハイスコアを狙っていくシステムが特徴。自機の武装は、ショットとレーザーという2種類の攻撃と、ボムを搭載している。

 「大往生」では、敵にレーザーを当てたりGPメーターを満タンにすることで「ハイパーメーター」が上がり、このメーターを満タンにするとハイパーアイテムが出現する。このアイテムを発動することで、自機は一定時間ショットやレーザーがパワーアップする。しかし、この間は敵の攻撃も激しくなり、ゲーム画面が非常に派手になる。この爽快感と緊張感が「大往生」のウリだ。

 自機は、スピードが速く攻撃を前方に集中させるTYPE-Aと、広範囲に攻撃できるかわりにスピードが遅いTYPE-Bの二種類から選択する。各機体に3体の美少女型戦闘用ロボット「エレメントドール」を乗せることで、自機の性能がさらに変化する。彼女たちは戦闘機に接続・装填されることで兵器プログラムを管理し、武器を強化する。性能の詳細および彼女たちの容姿は、下の画像とキャプションを参照して欲しい。

 次はオリジナル要素の紹介。オリジナルモードのひとつ「デスレーベル」は、このゲームの“華”であるボス戦に特化しており、独自の調整が行なわれたボスとの熱い戦いが楽しめる。アーケードと一味違うボスの攻撃は、新たな攻略法を必要とする。画面中を埋め尽くす弾をいかにかわし、いかに撃つか。まさに「大往生」の楽しさを凝縮したモードとなっている。

 ゲームの序盤から、敵の攻撃、自機の攻撃ともに派手で強力になるように調整されている点にも注目。独特のバランスによるハイパワー戦が楽しめるのだ。エレメントドールや自機によってステージのバランスが異なっており、ボスに最適な組み合わせを探す楽しさも盛り込まれている。自分のプレイスタイルにこだわったり、さまざまな試行錯誤をしてみるのも楽しさのひとつ。

 このモードの大きなウリのひとつは、最終ボス「緋蜂・改」にあるという。アーケード版を知る人にとっても驚きの仕掛けを施してあるらしく、まずはアーケードモードに挑戦してからこちらをプレイするほうが、より楽しめるかもしれない。

 「シミュレーションモード」は、ゲーム中に生じるであろうさまざまなシチュエーションを再現することを目的としており、「この時、これだけのパワーアップで臨んだら」とか、「この場面だけ練習したい」というようなプレイを可能にしている。パワーアップから自機のタイプ、ステージやミスした場合の出現場所まで、非常に多岐に渡るオプションにより、さまざまなシチュエーションを楽しめる。ステージセレクトはアーケードモードでのクリアが前提となるが、2週目も選択可能だ。

 プレイを「リプレイデータ」としてとっておくことで「こんな事が出来たら」というifを可能にすることも出来る。パワーアップが一段上だったら、ボムを一発余計に持っていたら……というように、プレイの幅を広げることこそ、このモードの楽しみ方だ。

 こだわりの完全移植と、「ゲーム」そのものにこだわった追加要素。アーケードで楽しんだ「大往生」をさらに深く理解するための一本ともいえる。初心者はもちろん、アーケードをやりこんだ「大往生マニア」にも触れてもらいたい作品である。


【エレメントドール】
【ショーティア】
 ショット強化型のエレメントドール。ショットが2連装になり、ボムは6個までもてる
【レイニャン】
 レーザー強化型でザコ敵を貫通できる。ボムは4個まで装備可能
【エクスイ】
 ショット、レーザーの両方を強化できるが、ボムを最大2つまでしかもてない
【スクリーンショット】


(C)2002 CAVE CO.,LTD.
DEVELOPMENT AND DISTRIBUTION BY ARIKA CO.,LTD.

□アリカのホームページ
http://www.arika.co.jp/
□製品情報
http://www.arika.co.jp/product/daiojyo/

(2003年4月10日)

[Reported by 勝田哲也]


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