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任天堂、平成15年3月期連結業績予想を下方修正任天堂株式会社は4月7日、平成14年11月21日に発表した決算発表に対して業績予想を下方修正すると発表した。前回発表では売上高が6,000億円としていたが、今回の発表では16.7%減の5,000億円となり、経常利益も1,100億円から13.6%減の950億円、当期純利益は800億円から17.5%減の660億円となっている。 理由として同社は「据え置き型ゲーム機の売り上げが予想を下回ったため」としており、ニンテンドーゲームキューブの販売台数の伸び悩みが一因として挙げている。一方、3月に発売されたゲームボーイアドバンスSPはあまりの人気から品薄が続いている。
任天堂はコネクティビティをひとつのキーワードとして掲げ、携帯型ゲームと据え置き型ゲームを連動させることで、新しいゲーム性の確立をアピールしている。5月にロサンゼルスで開催されるE3でもそういった展開がアピールされるだろう。現状ではニンテンドーゲームキューブの販売台数は振るわないが、これまでにも新しいゲーム性を追求し、ゲームの楽しみを追い求めてきた任天堂の新たな展開に注目したいところだ。 (2004年4月8日) [Reported by 船津稔]
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