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エニックス、「ディプスファンタジア」の拡張ディスク第2弾
「ダロスへの帰還」を発表 βテスターの募集も開始

5月初旬発売予定

価格:5,800円
月額料金:1,000円(30日)


 株式会社エニックスは、Windows向けMMORPG「ディプスファンタジア」の拡張ディスク第2弾「ディプスファンタジア パワーアップキット2 ~ダロスへの帰還~」を5月23日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は5,800円。動作には「ディプスファンタジア」本編と、拡張ディスク「ディプスファンタジア パワーアップキット ~黄昏の王国~」の両方が必要となる。

 「ディプスファンタジア パワーアップキット2 ~ダロスへの帰還~」は、「ディプスファンタジア」に新たな内容を追加する有料の拡張データディスク。リリースには、持ち家、ペット、飛行船、新エリア、新職業、新スキルなど、プレーヤーを惹き付けてやまない要素がてんこ盛りだ。拡張キット第1弾「黄昏の王国」は、上位クラスの実装や召喚系スキルの追加など戦闘色の濃い内容だったが、今回はどちらかというと日常生活に重きを置いた内容になるようだ。

 最大の要素は、フィールド上に「街」を形成できることで、そこに配置された100軒もの家は、プレーヤーが持ち家として中で暮らすことができるようだ。街の名前や細かい決まり事は選挙によって選ばれる市長が決めることができる。いまやMMORPGでは持ち家システムがあるのは珍しいことではなくなったが、同作のそれは、自治都市的な意味合いを備えたちょっと大人のシステムのようだ。攻城戦やギルド戦争といった武力行使によらず、平和理にコミュニティエリアが構築できる点も好感が持てる。

 新エリアも相当のボリュームになるようで、詳細は不明ながら「黄昏の王国」と同等の規模の大陸と、10倍の広さを持つ街が追加されるという。今回の冒険の舞台はダロス王国の首都パラディウムで、シナリオ的には「黄昏の王国」のその後が描かれるようだ。

 ペットシステムは、複数種類存在するペットモンスター1匹を、プレーヤーのパートナーにできるだけでなく、ペットにアイテムを作らせるといったことも可能なようだ。「飛行船」は、ドラゴンに続く新しい移動手段のひとつで、これを利用して新しいダンジョンに行くことも可能となるようだ。新職業と新スキルの詳細は不明となっている。これは本日募集開始されたβテスト等で少しずつ明らかになっていく模様だ。

王都パラディウムにあるカシミートン魔法学校(左)。ペットにアイテムを生産させているところ(中)。ペットたちとくつろぐ街の中の様子(右)

同作お馴染みの山下しゅんや氏のイラストも健在

(C)2003 HEADLOCK/CommunityEngine/ENIX

□エニックスのホームページ
http://www.enix.co.jp/
□「ディプスファンタジア」シリーズの公式ページ
http://saru.enix.co.jp/depthfantasia/

(2003年3月24日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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