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トワイライト、「Dungeon Siege」のオリジナルアドオン
「紅染の盟約 Birth of Blue Teardrop」を4月12日に発売

4月12日発売予定

価格:4,400円

 株式会社トワイライトエクスプレスは、マイクロソフトのアクションRPG「Dungeon Siege」のアドオンソフト「紅染の盟約 Birth of Blue Teardrop」を4月12日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は4,400円。動作には別途「Dungeon Siege 日本語版」本編が必要となる。

首なしの巨大な石像が待ちかまえるダンジョンの入り口
 「紅染の盟約 Birth of Blue Teardrop」は、「Dungeon Siege」の開発元Gas Powered Gamesが無償で公開している強力なエディタツール「Siege Editor」などを使って開発されたオリジナルのアドオンソフト。

 ちなみにお膝元である北米では、エンドユーザーが制作した数多くの力作がMODとして無償公開され、その出来映えを他のユーザーが評価するレーティングシステムまで整えられるなど、活発かつ熟成されたコミュニティが形成されている。Gas Powered Gamesのオフィシャルアドオンを待ち望む声や、第二の「Counter-Strike」を狙って制作に力を入れる無名のクリエイターは存在しても、それをアドオンとして売るという動きはない。

 しかし、日本ではこうしたテーブルトークRPGに代表される自給自足的な手法でのエンターテインメントそのものが充分に熟成していないため、売らざるを得ないという事情もあるのだろう。付録として「Siege Editor」の使い方を記した日本語オンラインマニュアルを同梱することからも、そのあたりの込み入った国内事情が伺える。

 さて、「紅染の盟約 Birth of Blue Teardrop」の物語は、カルバキア王国にある海上に浮かぶ監獄島からスタートする。このカルバキア王国は、クーデターによって一時的に赤軍の占領下に置かれており、主人公の役割は不明ながら、どうやら監獄を抜け出して王国を赤軍支配から解放する、というストーリーが描かれるようだ。また、シナリオはもちろん、マップもすべて描き起こしで、オリジナルキャラクタも豊富に登場するようだ。

 なお、先述したように同作にはアドオンソフト以外に、「Siege Editor」を使ったオリジナルマップ作成方法を記したオンラインマニュアルが付録として同梱される。執筆者は、「紅染の盟約 Birth of Blue Teardrop」制作者で、英語マニュアルとはひと味違う、よりわかりやすい内容に仕上がるという。まだまだ「Dungeon Siege」を遊び足りないユーザーに最適なアドオンといえそうだ。

現在開発中のフィールドの様子。現段階ではそれほど作り込まれているという印象は受けない。今後の開発に期待だ

(C)2002 Gas Powered Games, Corp. All rights reserved.

□トワイライトエクスプレスのホームページ
http://www.twilight-express.com/

(2003年3月14日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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