価格：未定

松岡氏の姿を完全再現。美しく描かれた洋館が、彼の活躍の舞台だ

　株式会社カプコンはプレイステーション 2用ソフトとして 「玻璃ノ薔薇」(ガラスノバラ)を発売する。発売予定日は2003年秋、価格は未定。

　最近ではNHKの大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で“佐々木小次郎”を演じていることでも話題を集めている、TOKIOの松岡昌宏氏。今作「玻璃ノ薔薇」では松岡氏は主人公である影谷貴史を演じることとなる。 松岡氏はモーションキャプチャーとボイスを担当し、彼の姿を完全再現。まさに松岡氏の“主演”となるゲームとなっている。

　ゲームの舞台は昭和初期に一家連続殺人事件が起こったある古びた洋館。かけだしの新聞記者である影谷貴史は、未解決事件である過去の殺人事件に興味を持ち、その洋館を訪れる。
　そのとき、驚くべき事象が起こる。突然影谷は、昭和初期、事件が起こる寸前の洋館に自分がタイムスリップをしていることを知る。さらに、彼は自分が特殊な能力が目覚めていることに気付く。
　さまざまな人々と会話をすることで、相手の考えを断片的に見ることができ、さらにものに触れることで、以前それに触れた人の思いを読みとることができるようになっているのだ。

　影谷は夢か現かわからないこの現象の中で、事件の真相を暴き出すため行動を開始する。第一の被害者「伝衛門」の記憶は、事件の謎はこの洋館に住む家族たちのゆがんだ心の中にある、ということを告げる。“壊れた家族”である彼らは、どんな秘密を秘めているのだろうか？　影谷はこの事件の真相を解明し、元の時代に戻ることができるのか?

　謎めいたストーリー、昭和初期の洋館というムードたっぷりの舞台。リアルに描き出された幻想世界で展開するサイコサスペンスアドベンチャーである本作は、松岡氏のファンのみならず、サスペンスファンも要チェックの作品である。

【スクリーンショット】

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□カプコンのホームページ
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(2002年2月28日)

[Reported by 勝田哲也]

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