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ガイナックス、「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」を5月16日に発売
価格:8,800円
具体的には、前作は劇場映画公開に重ねる形でリリースされ、今作も同社が今年に入って本格展開し始めた「新世紀エヴァンゲリオン リニューアルプロジェクト」の一環として発売される。同社によれば同アニメの企画開始から今年で10周年を迎えるということだが、続編の登場もWindows版の発売から実に6年ぶりとなる。 前作「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」は、謎の転校生「霧島マナ」を中心にユーモラスなサイドストーリーが描かれた。「2nd」では、前作のエピローグと今回のプロローグを無理にくっつけるような真似はせず、まったく新しいストーリーが描かれる。 それは、TVアニメ最終話で、主人公碇シンジが「僕の中の可能性」として脳内に描いたもう一つの世界。アニメではわずか数分ほどの空想シーンだが、「2nd」ではこれを思いっきり拡大し、碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレー、綾波レイ役などのメインキャラクタを中心に、明るい溌剌とした学園ドラマが展開される。 この世界設定は、碇シンジの願望的空想のみで成立しているため、キャラクターの性格が本編とは大きく異なり(特にレイの)、また、さまざまなしがらみから解放された存在として描かれている。また、ゲームにはアニメの空想シーンには微塵も姿を見せなかった渚カヲルも登場し、展開される物語の先が読めない。この機会にもう一度最終話を見直してみるといいかもしれない。 ゲームの仕様は、前作同様、全編フルボイスで展開し、音声は新録、ビジュアルは描き下ろしとなっている。ゲームジャンルは「恋愛アドベンチャー」ということで、ドレスアップしたレイとデートしたり、ふたりきりの部屋でホットパンツ姿のアスカに迫られるようなシーンもあるようだ。 プレスリリースの結びには「レイを選ぶか、アスカを選ぶか、カヲルを選ぶかによって、ストーリーは大きく変わってきます。あなたは誰との思い出を作りたいですか?」とあり、エヴァファンにはたまらない作品になりそうだ。
(C)GAINAX/ProjectEva・テレビ東京 (C)GAINAX2003.
□ガイナックスのホームページ (2003年2月19日) [Reported by 中村聖司]
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