価格：6,800円

停止線に合わせて正確にブレーキ操作を行う。あこがれの仕事を追体験

　株式会社タイトーはプレイステーション2用ソフトとして、「電車でGO！ プロフェッショナル2」を発売する。発売日は2月27日、価格は6,800円。

　電車運転ゲームとして、ファンから高い評価を得ている 「電車でGO！」シリーズの最新作が登場。もちろん本作も「電車でGO！ コントローラTYPE2」といったコントローラに対応、リアルなグラフィックも相まって「本物」気分を満喫できる。

　本作は電車を運転するシミュレーション要素の強いゲーム。ダイヤに従い電車を運行、指定された停車線に正確に電車を停車させていく。通常は運転がうまくいかなければゲームオーバーだが、1～2駅間継続プレイが可能な「入門モード」や、運転評価そのものを行わない「フリーモード」といったゲームモードもあり、初心者にも楽しめるゲームとなっている。

　収録されている路線は、「湘南新宿ライン」、「鶴見線」、「湖西線」、「瀬戸大橋線」、「長崎・佐世保線」の5つ。路線の収録時期は2002年5月のもので、この時期、工事中の駅などは正確にそれを再現しているというほどのこだわりようだ。

　通い慣れた線をプレイすれば、見慣れた建物が通り過ぎるその再現度に驚かされ、それ以外の線では旅気分を楽しめる。詳細に作られた3Dモデルはプレイを繰り返し、コースを覚えてから本物の電車に乗り、実際の風景と重ね合わせるという楽しみ方も可能だ。

　埼玉から新宿、横浜まで進む湘南新宿ラインでは、さまざまな特徴的な建物や、山手線や横浜線などの多くの路線との併走が体験できる。瀬戸大橋線では長い上り坂から海上へつながる感覚も再現されている。観光気分はもちろん、鉄道に詳しい人ならばカーブの再現度や、鉄道施設、路線の交わりなどさらに細かい部分も楽しめるだろう。

　コースによって走れる電車は実に多彩で、登場車両は80車種以上、運転ダイヤは90本以上になっている。最新の電車から、世代交代が進んでいる往年の名電車などにも注目だ。

　さらに車両写真や車両モデル、駅の写真に駅弁、観光写真まで収録した「資料館」も用意されている。電車の運転だけではなく、路線での知識から、車両までの知識を得ることが出来、より思い入れを込めたプレイが楽しめる。

【スクリーンショット】

(C) TAITO CORP. 1996,2002
画面は開発中のものです。

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「電車でGO！ プロフェッショナル2」公式ページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/pro2/

(2003年2月14日)

[Reported by 勝田哲也]

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