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熱い戦いに多くの人が盛り上がった |
開催場所:Necca秋葉原
2月27日に発売される「電車でGO! プロフェッショナル2」の試遊台も置かれ、多くのファンが行列をつくりプレイの順番を待っていた |
会場では大会が実施されたほか、フリープレイのできる試遊台も置かれ、これまで発売されてきた「電車でGO! 新幹線 山陽新幹線編」なども出展されたが、なんと言っても注目なのは新作の「電車でGO! プロフェッショナル2」。周りは黒山の人だかりとなりプレイ後の感想を話し合うファンもいた。
最強運転士決定戦は、125名がエントリーする盛況ぶり。予選結果が発表され、負けてしまってもその場に留まり、巧い人のプレイを見守るなど、ゲーム大会としては理想的な盛り上がりとなった。予選大会では「電車でGO! プロフェッショナル2」の長崎佐世保線をプレイし24名に絞られ、本戦1回戦では「電車でGO! 新幹線 山陽新幹線編」の小倉~博多間を使いさらに8人に絞られた。本戦1回戦ではプレーヤーの中には声出し確認するプレーヤーや、持参の白手袋でプレイする猛者が現われ会場を盛り上げた。
しかし、本戦2回戦で採用された「電車でGO! 旅情編」伊予鉄道に参加者は苦戦を強いられる。路面電車ということで、信号機や扉の開閉方向などにも気を付けなければならないためだ。さらに本物運転という難しいモードでのプレイとあって、かなりの激戦となった。
こういった激戦を勝ち抜けてきたプレーヤーはやはり本物。決勝戦は未だ発売されていない「電車でGO! プロフェッショナル2」の湘南新宿ライン「横浜~新宿」間で争われた。未だプレイしたことがないはずなのに、定通ポイントでポイントを稼ぐなどハイレベルな戦いとなった。さらに恵比寿駅では0cm、エクセレントが出るなど白熱した戦いとなった。最終的には安定したプレイで点数を稼いでいった杉岡礼朗さんが渡辺直哉さんをかわし、第1回優勝の栄冠を勝ち取った。
各ゲーム大会中には、「電車でGO! 新幹線 山陽新幹線編」のコントローラ制作について「オレンジ色がなかなか良い色が出なくて苦労した」といった裏話や、「電車でGO! プロフェッショナル2」の湘南新宿ライン「横浜~新宿」間の勝負のポイントを話すなど、ファンにとってはただ参加するだけでも楽しいひとときであったに違いない。同社では今後もゲーム大会の開催を続けていくとしている。
(2003年2月10日)
[Reported by 船津稔]
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