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EAスクウェア「007 ナイトファイア」の記者発表会を開催 |
価格:6,800円
今ゲーム中のハヤシ・マキコをイメージして選んだというちょっと胸ぐりの深いセクシーなレザースーツ姿 |
本誌でも既報のとおり、「007 ナイトファイア」はミッションクリア型のスパイアクション。「3Dシューティング」と「ドライビング・アクション」のふたつのゲームモードで、スリリングなストーリーを楽しむことができる。ゲームに登場するジェームス・ボンドは、今春3月8日から劇場公開される最新作「007 ダイ・アナザー・デイ」をはじめ、最近の3作品で主役を務めるピアース・ブロスナンが3Dモデリング化されて登場し、臨場感を高めている。ストーリーはこのゲームのために書き下ろされた完全新作だ。
“007”ということで、大人っぽくカクテルグラスでお酒が来場者に振る舞われるなど、ジェームス・ボンドファンなら思わずにやりとしてしまう演出で記者会見は始まった。
冒頭で挨拶したエレクトロニック・アーツ・スクウェアの山本民生社長は「3年前にプレイステーションで出荷した『トゥモロー・ネバー・ダイ』以来、満を持して発売する007の最新タイトル。欧米ではすでにミリオンヒットを記録しており、ゲームファンである若者がボンドファンとして取り込まれるなど、映画との相乗効果にも期待している」とコメントした。
ゲームプロデューサーの荒明浩一氏は「今年は映画第一作の公開から、40周年を迎える。ゲームもその集大成として作られていて、パリ、アルプス、日本、南太平洋、そして宇宙へと地球規模で展開する壮大なストーリー。また、007シリーズならではの多彩なガジェット(アイテム)や、ボンドカーとして登場するアストンマーチンの最新モデル「V12ヴァンキッシュ」など男子の夢が詰まっている。ボンドファンにもゲームファンにも楽しんでもらえる作品」とゲームの内容を説明。さらに日本語にローカライズするにあたっては映画並みの吹き替え作業を行なったという。「そのなかで日本人のボンドガール役として、最初に頭に浮かんだのが小池さんでした」と、小池栄子さんを紹介した。
ゲーム中、ボンドガールのハヤシ・マキコ役の声を担当した小池栄子さんは、今回のアフレコについて「普通にお芝居をするよりも、少しオーバー目にやったほうが雰囲気が出ました。でも、本当に難しかったです」とコメント。司会者からの、実写でのボンドガールとして映画へのご出演はいかがですか? という質問には、「日本人でも出演された方がいらっしゃるので(注:「007は2度死ぬ」に若林映子と浜美枝がボンドガールとして出演している)、チャンスがあるかも知れません。私にとって理想のジェームス・ボンドは、ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノかな、でも、どっちもお年を召してますね」と答えていた。
ちなみにゲームについては「ゲームは好きです。最近はまた新しいのを買っていろいろ遊んでいます。もう子供の頃から生活のなかにあったものですから……」となかなかのゲームファンぶりも披露。「007ナイトファイア」に登場し、今回声をあてたハヤシ・マキコについては、ストーリー上ではかなり裏のあるキャラクタながらも、「同じ女性としては頼もしく、かっこよく、そしてあこがれる存在」という印象だという。
【スクリーンショット】 | ||
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□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://japan.ea.com/
□「007ナイトファイア」のページ
http://www.japan.ea.com/007/
(2003年1月22日)
[Reported by 矢作晃]
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