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LGジャパン、マルチスピーカーでゲームなどの立体音響を体感できる |
価格:
8,900円 (ヘッドフォン本体:MCH-MMS100-B)
3,980円 (アンプ:MCA-MMH100)
LGジャパン株式会社は、4つのスピーカーを搭載することで立体音響を実現するヘッドフォン「MM Gear リアルサラウンドヘッドフォン MCH-MMS100-B」と4ch入力対応のヘッドフォンアンプ「MCA-MMH100」を12月19日に秋葉原のT-ZONEにおいて発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格はヘッドフォンが8,900円。アンプが3,980円。このほかにも「新日エレクトロニクス」、「デジキューブ」、「Kiyoman-Games」で通信販売が行なわれる。
「MM Gear リアルサラウンドヘッドフォン」は、韓国の企業「MM Gear」が開発したヘッドフォンで、L/Rそれぞれに2機づつ計4つのスピーカーを搭載。バーチャルではないサラウンドを実現した。体験した感じではバーチャルサラウンドヘッドフォンに比べて臨場感は抜群で、機関銃などを発射し、薬莢が散らばるなどのシーンでの雰囲気は最高だ。スピーカーを4つ搭載していることから若干重めに感じるが、ヘッドフォンのハウジングの内側にはゴムでできたハンガーがセットされていて、これを耳にかけて安定させる仕組みとなっている。
入力はステレオミニプラグ×2で、それぞれフロントとリアに接続。PCなどのサウンドカードにおいてはこのヘッドフォンをそのまま接続することでサラウンド音声が楽しめる。一方、コンシューマゲーム機などにおいては、フロント/サラウンド×各1系統の入力を用意した別売の4ch入力対応のヘッドフォンアンプ(MCA-MMH100)を使用することで、楽しむことができる。MCA-MMH100にはMCH-MMS100-B用端子がふたつ用意されていることから、2人で楽しむことも可能だ。
サラウンド環境は、かなりの音量で楽しまなければ迫力を感じることはできない。その点、ヘッドフォンは深夜にゲームすることを考えたり、日本の狭い住環境のことを考えると条件を満たしているといえる。価格も現行のバーチャルヘッドフォンに比べれば安いので、購入を検討している人は考慮に入れてみてもいいかもしれない。
MCH-MMS100-B ヘッドフォン本体 |
MCA-MMH100 ヘッドフォンアンプ |
(2002年12月18日)
[Reported by 船津稔]
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