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インフォグラム ジャパン、ゴジラ対メカゴジラも実現 |
価格:5,800円
インフォグラム ジャパン株式会社はアタリブランドとして、東宝の怪獣が暴れまくるニンテンドーゲームキューブ用怪獣バトル「ゴジラ 怪獣大乱闘」を12月12日に5,800円で発売した。
「ゴジラ 怪獣大乱闘」は、'90年代以降の「ゴジラ」映画に登場する比較的新しい怪獣を中心にしながらも、マニアックな怪獣も収録するなど、面白い作品となっている。
なんと言っても気になるのはやはり主役ともいえるゴジラだが、今回登場するのは、「ゴジラ'90」と「ゴジラ2000」の2体。そして登場怪獣は、古いところでは“暴竜”ことアンギラス、そして「空の大怪獣ラドン」などが収録されているほか、お腹のカッターでゴジラを苦しめたガイガン、そしてマニアックなメガロなども収録。
このほかにもキングギドラ、メカキングギドラ、デストロイア、そしてシリーズ中に何度となく登場してきた人気怪獣メカゴジラ (デザインは公開間近な2002年バージョンと思われる) も登場。このほかにも操作できないがヘドラがフィールド内に登場し、攻撃してくるときがある。
用意されているフィールドは東京、大阪、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ロンドンの6都市。このほか、ストーリーモードでは怪獣島という「南海の大決闘」に出てきたような島も登場する。各都市はひとつではなく、東大阪や西大阪などバリエーションが存在し、日中や夜間など時間設定もされている。映画好きなマニアな人には、横浜や富士の裾野、マニアックなところでニューヨークなど収録して欲しいといった人もいるだろうが、それは次回作以降に期待したいところだ。
ゲームのシステムは基本的には格闘ゲーム。モードは色々と用意されており、ひとりで楽しむには、好きな怪獣を選びストーリーに沿って他の怪獣と闘っていく「アドベンチャーモード」、自分の体力が無くなるまでどれだけ多くの敵を倒せるかという「サバイバルモード」などがある。複数で遊ぶモードも潤沢で、2人から4人のプレーヤーで楽しめる「バトルロイヤルモード」、3人から4人で青チームと赤チームに分かれて闘う「チームバトルモード」、より多くの建物を破壊できるかを競う「ディストラクションモード」がある。
フィールドでは敵は対戦相手の怪獣だけではなく、自衛隊の戦車や、UFO、そして前述のヘドラなど数多くの敵が存在する。うまく位置取りを考えながら闘わなければよけいな敵を増やしてしまうことになる。これまでの怪獣ゲーム同様、スピーディな闘いは期待できないが、その重量感溢れる動作と、建物などを破壊する爽快感は怪獣なりきりゲームの傑作「ランページ」以来今回のゲームでもキチンと再現されている。
制作が海外スタジオと言うことで、怪獣のモデリングが微妙に海外っぽく、少し痩せ気味なのが気になるが、ニンテンドーゲームキューブのリアルなグラフィックと、派手な演出効果を楽しみたい。
□INFOGARAMESのホームページ (英文)
http://www.infogrames.com/
□「ゴジラ 怪獣大乱闘」のページ (英文)
http://www.us.infogrames.com/games/godzilla_cube_action/
(2002年12月12日)
[Reported by 船津稔]
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