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帝国歌劇団「2003年新春歌謡ショウ 初笑い七福神」公開舞台稽古 |
【2003年新春歌謡ショウ 初笑い七福神】
東京: 2003年1月 3日~ 7日
大阪: 2003年1月11日、12日
2003年1月3日から7日まで東京青山劇場で、1月11日、12日とウェルシティ大阪厚生年金会館大ホールにおいて開催される「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2003年新春歌謡ショウ 初笑い七福神」。開催まで1カ月をきった7日に舞台稽古が公開された。
今年は「初笑い七福神」と題した人情喜劇になるという。広井氏によれば「新春なので第一部はお客さんに“笑って、笑って”もらい、第二部は“歌って、踊って”もらいたい」という。昨年の新春歌謡ショウでは「神崎すみれ引退記念公演」だったため少ししんみりとした雰囲気になったが、今回は出演者一堂、口を揃えて「ドリフ的なギャグの連続」ということから、おもいっきり笑わせてくれそうだ。
今回、公開舞台稽古に参加したのは、花組の真宮寺さくら役の横山智佐さん、マリア・タチバナ役の高乃麗さん、アイリス役の西原久美子さん、李紅蘭役の渕崎ゆり子さん、桐島カンナ役の田中真弓さん、星組のソレッタ・織姫役の岡本麻弥さん、レニ・ミルヒシュトラーセ役の伊倉一恵さん。そして藤枝かえで役の折笠愛さん、大神一郎役の陶山章央さん。
舞台では、初めて披露される曲がメインとなるということで音楽は重要なところだが、一方で、懐かしい曲も復活する。しかし、従来の曲も振り付けが一新され新鮮に感じるという。タップダンスやアカペラなど見所もたくさん用意されている。
もうひとつ重要なのは今回初めての地方公演となる大阪公演が控えていることだろう。広井氏は「大阪は東京とは笑いのツボが違うと思うが、勉強させてもらうつもりで今回は同じ内容を上演する」とコメント。出演者はみな「大阪での公演が楽しみ」と声を揃えていたが、中でも陶山氏は大阪出身ということで、「故郷に錦を飾れれば」と気合いを入れていた。
広井王子氏は「初めは成功するかどうかわからなかったが、ここまでやってきた。これが当たり前になるのが一番怖い。そこで新しい試みとしてディナーショーなど行なってきた。近い将来、アジアツアーなどもできればと思う」と将来への飛躍を語った。
2003年2月にはプレイステーション 2用ソフト「サクラ大戦~熱き血潮に~」も発売され、「サクラ大戦」の勢いはまだまだ続きそうだ。今回の記者会見で「~熱き血潮に」の初回プレス版に付属する「プレミアムDVD」の内容も公表された。収録内容は「プロジェクトS」。おなじみのあの番組風に“「サクラ大戦」を作った男達”と題し、まじめに「サクラ大戦」の歴史を振り返るのだという。ナレーションは森本レオさんで、収録時間は20分。ゲーム共々期待させる内容だ。
【公開舞台稽古】 | ||
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横山智佐さんのパート。今回かなりハードな振り付けになっているようで、かなり魅せる舞台となりそうだ | ||
完璧な振り付けを披露した「檄! 帝国華撃団」。インタビューは笑いの溢れるものだったが、練習はもちろん真剣そのもの |
(2002年12月7日)
[Reported by 船津稔]
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