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SSアルファー、「ティルナノーグIV」を来春発売
ゲーム画面と新要素を公開

来春発売予定

価格:未定

 システムソフト・アルファー株式会社は、ファンタジーRPG「ティルナノーグ」シリーズ最新作「ティルナノーグIV」を来春発売すると発表した。製品概要とゲーム画面も一緒に公開されたので、早速紹介していこう。

キャラクタ情報画面。1画面に必要な情報がすっきりまとめられている
 「ティルナノーグ」は、ケルト神話をモチーフにしたファンタジーRPGで、シナリオやマップをランダム作成してくれる「シナリオジェネレート機能」や、一緒に冒険できる数多くの登場キャラクターなど、繰り返し楽しめるゲーム性を特徴としている。

 「ティルナノーグIV」は、87年の初版の雰囲気を踏襲しつつ、ビジュアル、システムの両面で大幅なリファインが図られている。最大の変更点は登場キャラクタの個性化で、具体的にはキャラクタごとに性格と装備可能な武器を設定し、戦闘時には装備品ごとに異なるアニメーションが見られたり、性格に応じて戦術スタイルが違ったり、吹き出しによるセリフ回しなどが楽しめるという。パーティーを離れた元メンバーとも手紙を使って連絡を取り合うことができるという。

 ビジュアルに関しては、フィールドは、「シナリオジェネレート機能」の関係からか、初代からほとんど違いは見られないが、街や酒場、戦闘画面などはガラリと変わっている。特に戦闘シーンは、真俯瞰視点からバードビューに改良され、派手なエフェクトと、パーティーメンバーの吹き出しによる会話などが楽しめる。なお、解像度が640×480ドットから一気に1024×768ドットまで向上したことにより、ずいぶんゲーム画面がすっきりとしたのも見逃せない改良点のひとつだろう。

 そのほか目新しい部分では、毎回ジェネレートされるサブイベントの数が前作の4倍に拡充され、ダンジョンは迷宮や塔だけでなく、洞窟や遺跡などが増やされている。また、戦闘中にも武器の持ち替えが可能になったことにより、相対する敵に応じて多彩な戦術を取ることが必要不可欠になるようだ。難易度は前作同様、Easy、Normal、Hardの3段階を事前に設定可能。「ティルナノーグ」ファンには発売が待ち遠しい新作になりそうだ。

左から順に、戦闘シーン、街、酒場の様子。酒場では一時的にステータスウィンドウが広くなり、アイテム装備などによるステータス変化が一目で確認できるようになっている

(c) 2002 SystemSoft Alpha Corporation

□システムソフト・ファルファーのホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/
□「ティルナノーグ」シリーズの公式ホームページ
http://www.ss-alpha.co.jp/special/tirnanog/

(2002年12月4日)

[Reported by 中村聖司]


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