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ガスト、PS2「大正もののけ異聞録」 |
価格:未定
株式会社ガストは、2003年1月に発売するプレイステーション 2用ソフト「大正もののけ異聞録」のメインキャストの紹介と、オープニング・エンディング曲の収録模様を公開した。
安井邦彦さんは、「鴨居俊祐はテンションが低くクールなキャラクタで、怒るシーンなどを演じるのが難しかった。今は、プレイした方が、どんな印象を持ってくれるかがとても楽しみ。ゲームのクリア後に聞けるメッセージにプレイしてくれた方に伝えたいことを全部入れたので、がんばって最後まで楽しんでもらいたい」とコメント。
柳瀬なつみさんは「キリリとしたボーイッシュなキャラクタで、見た目と実年齢にかなり差がある。最近は萌えキャラばかり演じていて、久しぶりに違うキャラクタを演じたので難しかった。このゲームはグラフィックが素敵で、各キャラクタにたくさんの顔グラフィックなどが用意されている。表情がコロコロ変わり、なかにはめったに見られないレアな顔もあるので、楽しんでほしい。発売されたら個人的にプレイするので、ガストの掲示板でプレーヤーの方と語り合いたい」と話していた。
近藤光世さんは「女の子っぽく優しいキャラクタで、これまでに萌えキャラの声を演じたことがないので大変だった。主人公の5人それぞれに物語があり、全員分プレイしないと物語の全容がわからない。収録の時に全体の台本とキャラ別の台本が用意されていたが、話の先が気になって忙しいのに全キャラの台本を読んでしまった。すごく面白い物語なので、ぜひ全員クリアしてほしい」とコメント。
藤川由紀子さんは「八雲は大人しいけれど芯の強い子。真面目なキャラクタで、年上の女性に好かれそうなタイプだと思う。収録では、キャラクタの声を演じるよりもモノノケの声を演じるほうが苦労した。5人の主人公それぞれに人間ドラマがあるので、キャラになりきって一緒に感動してほしい」とコメント。
神田理江さんは「狗津葉は野性的で女の子っぽくない子で、演じているときは野性味を出すのが大変だった。普段は叫んだりうるさい感じのキャラクタだけど、シリアスなシーンもあるのでぜひ見て欲しい。ゲームでは、大正という時代の色合いや、いろいろなモノノケとの交流を楽しんでもらいたい。どの主人公で遊んでも絶対面白いので、買ってプレイしてほしい」とコメント。
また、ゲームをクリアするとそれぞれの声優のコメントを聞くことができるようになるらしく、5人とも「自分のコメントを考えるのが辛かった」と話していた。収録はひとりずつ行なわれ、先に収録した近藤光世さん、安井邦彦さんは「他のキャストの声を想像して演じなければならなかった」という。
【主人公キャラクタ】 | ||
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(CV:安井邦彦) |
(CV:柳瀬なつみ) |
(CV:近藤光世) |
(CV:藤川由紀子) |
(CV:神田理江) |
オープニングとエンディングの曲は、歌手の永倉秀恵さんが歌う。永倉秀恵さんはモンゴル民謡に興味があり、収録前にひとりでモンゴルに行って修行してきたほど。4オクターブの音域を持つその独特の歌声を聞いたガストのサウンド担当の阿知波氏は、「ぜひこの方にお願いしたい」と思ってすぐに仕事を依頼したという。
収録されたばかりのオープニング曲はどこか懐かしさを感じる民謡風で、壮大な物語に連動した歌詞になっている。なお、オープニングシーンでは曲をすべて聴くことはできず、最後までプレイすればフルコーラスで聴けるようになる。
永倉秀恵さんは、「依頼が来たとき、ゲームで民族系の曲は少ないので面白そうだと思った。オープニング曲は、このゲームのイメージが頭に広がる感じでとても気に入っている。エンディング曲もとても良い曲なので、ぜひ最後までプレイしてエンディングの曲を聴いてもらいたい」とコメントしていた。
「大正もののけ異聞録」はシミュレーションRPGで、37あるといわれている「天降勾玉」をすべて集めるのが目的。アドベンチャーパートでは町で情報を集めたり買い物したりし、15日後に訪れる百鬼夜行パートではモノノケと戦わなければならない。
プレーヤーは、「ユキンコ」、「ネコマタ」、「カマイタチ」など36種類のモノノケを仲間にし、育成して百鬼夜行パートに備える。仲間のモノノケは変生(クラスチェンジ)によってより強いモノノケに生まれ変わることが可能で、上手く育てれば強力な仲間となってくれる。
【スクリーンショット】 | ||
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□ガストのホームページ
http://www.gust.co.jp/
□製品情報
http://www.salburg.com/products/ts/
(2002年11月15日)
[Reported by 田名網陽平]
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