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北米で「Xbox Live!」が正式サービスをスタート |
米MicrosoftがXboxにおける第二のローンチとして期待をよせる「Xbox Live!」が、11月15日(現地時間)に北米エリアで正式サービスを開始した。「Xbox Live!」を利用するためのスターターキットは、15日から49.95ドルで販売され、この価格には利用開始から1年間の「Xbox Live!」利用料が含まれている。
数カ月にわたる限定β版の運用を経て、15日の午前0時を期して正式サービスへと移行したことになるが、システムの停止やサービス内容の変更などは伴わず、β版もそのまま正式なスターターキットとして利用可能なため、β版を使っているユーザーにとっては、午前0時を挟んだ日付の変更だけが正式サービスへの移行を感じさせるものになる。β版のユーザーは、自動的にこの日から1年間の利用期間がスタートする仕組みだ。
日本市場では、限定5,000名のβ版サービスを11月21日から開始。1月16日をもって正式サービスへと移行するスケジュールとなっている。日本におけるβ版サービスの展開や内容については、追って詳細をお伝えする。
■ ローンチを記念したパーティにはビッグネームが続々
Microsoftは「Xbox Live!」のローンチを記念して、ハリウッド市内のレストランで14日夜より15日未明にかけてパーティを開催した。この記念パーティには関係者をはじめとして、ハリウッドスターや、プロスポーツ選手が数多く招待されており、パーティ会場の入り口付近には報道カメラがずらりと並ぶ壮観な光景ができあがっていた。
横付けされた黒塗りのリムジンから降り、赤絨毯の上をカメラのフラッシュを浴びながら入場してくるさまは、映画の街である、ここハリウッドのプレミア試写などですっかりおなじみ。このパーティにも数多くのビッグネームが来場し、盛んにフラッシュを浴びていた。テレビのインタビューやスポーツ紙の取材など、ひとり来場するたびに報道陣が次々と殺到し、「Xbox Live!」のロゴの前でカメラにおさまる。
特に報道陣がどよめいたのは、いま日本でも盛んにCMが流されている「チェンジング・レーン」や、DVD化も間近な「スター・ウォーズ エピソード 2 クローンの攻撃」にジェダイマスターのメイス・ウインドウ役で出演しているサミュエル・L・ジャクソンが来場した瞬間だろう。この日最高のフラッシュが飛び交うなか、彼は笑顔を振りまきながら颯爽とパーティ会場へ消えていった。
クラブ風のレストランを借り切ったパーティ会場内には数十台のXbox試遊機も設置され、来場者は思い思いに飲食しながらコントローラーを手にして、「Xbox Live!」対応のタイトルを楽しんだ。さらにDJによるクラブハウス風の演出などでパーティは深夜まで盛り上がった様子。ただし、会場内は招待客のプライベートゾーンということで撮影不可とされ、パーティ会場内の画像などがない点はご了承いただきたい。
(2002年11月15日)
[Reported by 矢作晃]
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