マイドームおおさかはほぼ満杯状態

入場料：1,000円（加盟店で無料招待券を配布）

配布物もなかなか充実。これはセガブース

　「GSJ OSAKA2002」の目玉は、なんといっても年末～年明けの注目作を実際に触ってプレイできることにつきるだろう。9月に行なわれた「東京ゲームショウ2002」から時間が経過したこともあり、出展各社は最新バージョン、もしくは今回初お目見えのタイトルを多数用意してユーザーを待ち構えている。

　さっそく注目作を発売日順に見ていこう。

●11月発売タイトル

　「ブレス オブ ファイア　V　ドラゴンクォーター」、「テイルズ オブ ディスティニー2」、そして「ポケットモンスター ルビー」と同「サファイア」というRPGタイトルの続編がズラリ。10分程度のプレイで交代、というルールになっているところがほとんどだが、発売前にプレイ感覚を確認するには十分だ。当然発売直前ということもあって、製品版クオリティのプレイが可能となっている。
　また、4機種同時発売という「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、映画のテイストをしっかり受け継いだPS(アクション)、GBA(アクション)とPS2、GC(アクションアドベンチャー)という3タイプに分けられる。グラフィッククオリティを優先するならPS2とGCをプレイしてみるといいだろう。

ポケットモンスター ルビー	ブレス オブ ファイア　V ドラゴンクォーター	テイルズ オブ　ディスティニー2

●12月発売タイトル

　年末商戦まっさかりの時期に発売されるということもあり、各社非常にバラエティに富んだラインナップが用意されている。ここに挙げたタイトルはどれもほぼ完成版、もしくはそれに近い状態のものが出展されており、特に注目したいのはやはり任天堂の「ゼルダの伝説 風のタクト」だろう。
　また、セガの「Shinobi」とフロム・ソフトウェアの「O・TO・GI」のスピリッツに共通したものが感じられるアクション2タイトル、そしてスパイクの「キング オブ コロシアム ～新日本×全日本×パンクラス ディスク～(カプコンブースに出展)」とカプコンの「クロックタワー3」の2タイトル、さらにマイクロソフトの「ブリンクス・ザ・タイムスイーパー」、任天堂の「ゼルダの伝説 風のタクト」、そしてサミー「ギルティギア イグゼクス」ときりがないほどのラインナップだ。

ゼルダの伝説 風のタクト	真・女神転生NINE（スタンドアローン版）	アンリミテッド：サガ

●1月以降の発売タイトル

　来年春までのタイトルも、すべてプレイアブルで出展されているのがポイント。カプコンの「デビル メイ クライ 2」、マイクロソフトの「格闘超人」、フロム・ソフトウェアの「天誅参」はスムーズな動きが楽しめる。また、元気の「街道バトル～日光・榛名・六甲・箱根～」、「首都高バトル01」はレースゲーム好きはチェックしておくべきタイトル。テイルズ オブ　ディスティニー2」、そして東京ゲームショウでライドマシンが展示された「ARMORED CORE 3 SILENT LINE」も2台の試遊台が用意されている。
　発売日がまだ確定していない「スターオーシャン Till the End of Time」も大量展示で遊ぶのにことかかないだろう。

格闘超人	スターオーシャン Till the End of Time	エキサイティングプロレス4(ユークス)

●ユニークなイベントや物販ブースにも注目

　初日の9日には、ハドソンの高橋名人がイベントに来場。同社のイベント「キャラバン」の模様を収めた貴重なビデオや、名人誕生秘話などのアツいトークを披露してくれた。また、任天堂の「マリオパーティ4」や、カプコンの「アウトモデリスタ」の大会なども行なわれた。10日はマイクロソフトの「ブリングス・ザ・タイムスイーパー」の大会が行なわれる。

　イベントブースの隣には物販ブースが設けられ、サイバーガジェット、ホビージャパン、カプコンの「カタン」、ブロッコリー、そしてGames-Japan出店のメガドライブやプレイステーションのソフトやハードウェアなどが販売されていた。メガドライブのソフトが500円という破格値で販売されており、物販ブースも大混雑していた。

　また、PCエンジン、メガCD、ファミコンなどの名作ソフトが20本近くプレイ可能なレトロゲームコーナーも会場内に設置。「スーパーマリオブラザース」をはじめ、ゲームの面白さをシンプルに伝えるソフトたちがずらり勢ぞろいしていた。

たくさんのギャラリーを集めた高橋名人のトーク	レトロゲームコーナーも盛況	混みあう物販ブース

(2002年11月9日)

[Reported by 佐伯憲司]

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