価格：6,800円

オノ男のイメージイラスト。

株式会社カプコンはプレイステーション 2用ソフト「クロックタワー3」を12月中旬に発売予定。価格は6,800円。

　逃げても、撃退したと思っても、いつまでも凶暴な悪意を持ってアリッサを追う、魔のモノの配下たち。PS2「クロックタワー3」は、理不尽なまでの“恐怖”を感じさせるホラーアドベンチャー。今回はアリッサが“魔のモノの配下”と呼ばれる怪人たちから、逃げることとなるステージを紹介。さらに新しい追跡者「オノ男」の姿も……。

　まずは現代、2003年のロンドン。母からの不審な手紙を受け取ったアリッサは、母の安否を気遣って、生家である「下宿館」に向かう。そこには母の姿はなく、探索を始めたアリッサの前に、奇妙な封印が光を放っていた。

　封印の光に目をふさがれ、気がついたアリッサは突然自分が'40年代のロンドンにいることに気付く。第二次大戦下のこの街は、戦争とは別に異常な凶悪さをもつ、殺人事件に怯えていた。そして、アリッサの前に、事件の犯人である「ハンマー男」があらわれる。彼は、アリッサの前で次々と人をその手にかけながら、執拗に彼女を追う。

　夢中になってハンマー男から逃れるアリッサは再び時代を転移、'60年代のロンドンに現れる。ここで彼女を追うのは硫酸を吹きかけてくる凶悪な「硫酸男」。アリッサはそれぞれの怪物から逃げながらも、自らの宿命を解明していく。

　運命に立ち向かい、時代を超えていくアリッサ。'80年代のロンドンでは、斧を投げつける「オノ男」。両手に斧を持った素早い攻撃だけではなく、その斧を投げつけてアリッサを狙う。この怪物は今までの怪物とは出没頻度、追いかけてくるスピード、すべてにおいて段違い。この恐ろしい怪物に追われても、アリッサは自らの宿命を解き明かし、立ち向かわなければならない。

【スクリーンショット】
2003年のロンドン。母のいた下宿屋が、恐怖の物語のスタート地点	'40年代のロンドン。不気味な殺人事件に街は怯えている。その犯人のねらいは?	カウンターの向こうや、ドアの影など、どこから敵が出てくるかわからない
突然襲いかかってくる「硫酸男」。アリッサは思わずへたり込んでしまう	ここは'60年代。 暗く、不気味な街を、ただ逃げ続けるアリッサ	怪しげなハンドル。この仕掛けを解いた向こうには何があるのか?
下水道。足場を踏み外さないように、正確な操作で素早く逃げなくてはならない	壁を背中に進むアリッサ。もし踏み外してしまったら。そして、もし襲われたら……	渡り板を危なげな足取りで進んでいく。硫酸男は、どこに潜んでいるのだろうか?
'80年代では「オノ男」がアリッサを襲う。今までの敵以上の素早いスピード	月光に輝く墓地。不気味で美しい光景が広がる。ここを通り抜けなくてはならない	墓地でもオノ男は追跡をやめない。素早く動くオノ男から、逃げ切れるだろうか?
さまざまな場所を進むことで、アリッサは真実へ近づいていく	ここは病院前の通り。後ろからついてくる男の子は一体誰なのだろうか?	病院内にあらわれる幽霊。彼女も敵なのだろうか?

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(2002年11月6日)

[Reported by 勝田哲也]

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