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協力して生き残れ! PS2「ネットワーク バイオハザード(仮称)」

発売日:未定

価格:未定

 株式会社カプコンはプレイステーション 2用のオンライン専用ゲームとして「ネットワーク バイオハザード(仮称)」を発売する。発売日、価格は共に未定。

 タイトルの発表以来、ファンの間で話題になっていたPS2「ネットワーク バイオハザード(仮称)」の姿が明らかになり始めた。今作は最大4人でのネットワークプレイが可能なオンライン“専用”ゲーム。プレーヤーは舞台に登場する人物などとコミュニケーションを取りながら、生き残るための方法を模索していくこととなる。

 ゲームの舞台は「バイオハザード2」、「同3」の舞台となった「ラクーンシティ」。この街に巨大製薬工場アンブレラが生んだ“t-ウィルス”が蔓延するところから事件は始まる。
 このウイルスに冒された人や生物は生ける死者となり、本能のまままわりの生物を襲う。さらに、襲われた人もウィルスに感染、怪物へと変貌してしまうのだ。街はあっという間にうごめく死者に覆い尽くされ、この事件は数日後、戦略ミサイルの投下による街ごとの消滅という最悪の結末を迎える運命だ。

謎解きと、恐怖、緊張という、従来のネットワークとは少し違った体験が楽しめる。
 プレーヤーはこの事件に巻き込まれた街の住人として、生き残りをかけた決死の脱出行を試みることとなる。
  プレーヤーキャラクタとして選択できるの警官のケビンや、配管工のデビット、新聞記者のアリッサ、外科医のジョージなどの8人。これらのキャラクタはそれぞれ特徴的なステータスを持っており、銃の扱いに長けていたり、足が遅かったりと実にさまざま。キャラクタの“職業”によってイベントが起こり、冒険を有利に進めることも可能だ。

 ゾンビに占領された街からの脱出に、ネットワークにつながれた“仲間”がいるという「安心感」が本作の最大の特徴だが、逆にその仲間が倒れてしまった時、もしくははぐれてしまった時の恐怖は、今までのシリーズ以上にプレーヤーの心に響いてくるだろう。

 シナリオによってはほかのプレーヤーから離された場所から始まることもある。通路の向こうの悲鳴など、プレーヤーの見えない場所で、ほかのプレーヤーが対面している恐怖によって、不安は増していく。
 さらに難関を共にくぐり抜けた信頼感や、ミスをしてしまった時のフォローなど、ネットワークプレイならではの楽しさと、恐怖が体験できるだろう。

 NPCとの関わり合い方も本作の大きな特徴だ。プレーヤーが選択しなかったキャラを初め、ゲームではさまざまなNPCキャラクターがプレーヤーを待ち受けている。情報源になってくれたり、複雑な場所を案内してくれたりという有用なキャラクターから、悪意を持って攻撃してくるキャラクターもいる。さらに怪物に変貌してしまうキャラクターや、プレーヤーの活躍によって助けることができるキャラクターも存在する。プレーヤーの態度に応じてリアクションを変えることも…。

 恐怖と謎解きという、今までのネットワークゲームとは一線を画すプレイが楽しめそうなPS2「ネットワーク バイオハザード(仮称)」。
 現在予定されている通信対応機器は、Play Station BBユニットのほか、イーサアダプター、マルチマッチングによるPS2モデムにも対応するようだ。課金については、モデムは従量課金、他は定額制を予定しているとのこと。

肩を貸したり、引っ張り上げたり、銃を渡すといった協力行動が可能だ
【スクリーンショット】


(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
※画面は開発中のものです。

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/

(2003年11月5日)

[Reported by 勝田哲也]


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