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エアロシム、FS2002専用アドオン
「政府専用機 701SQ」を11月29日に発売

11月29日発売予定

価格:5,800円

 株式会社エアロシムは、「Flight Simulator 2002」の専用アドオンソフト「政府専用機 701SQ」を11月29日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は5,800円。動作には別途「Flight Simulator 2002」が必要となる。

テレビなどですっかりお馴染みの光景
 「政府専用機 701SQ」は、航空自衛隊特別輸送隊第701飛行隊が運用する政府専用機ボーイング747-400を収録したアドオンソフト。カラーリングは総理府所属時のJA8091とJA8092、防衛庁所属時の20-1101号機と20-1102号機の計4種類。

 稼働部も豊富に用意し、動翼、ギア、ホイール、サスペンション、パッセンジャードア、エバック・ステアウェイ(前方カーゴ室非常用昇降ハシゴ)、コクピット上部の国旗などがムービングパーツになっている。またFS2002ではなかった飛行時の主翼の“しなり”も力学データに基づいて再現。国産ではもちろん、世界レベルで見ても、非常にハイレベルなB747-400シミュレータに仕上がっている。

 シーナリーは、航空自衛隊特別輸送隊第701飛行隊が所属する千歳基地と新千歳空港を収録。一方、アドベンチャーは、航空自衛隊で実際に行なわれているメニューを元にしたエアポートワークと、要人輸送任務として羽田~福岡往復フライトを収録している。同社のアドオンではすっかりお馴染みとなっているすべて自動で運行できるオブザーバーモードも収録しているため、まったくの初心者でも政府専用機を飛ばすことが可能だ。

 個人的には、政府専用機が用いられた現実世界のフライトが仮想体験できないのが残念なところ。たとえば、今年だけ見ても、羽田~平壌往復の訪朝アドベンチャー(テスト飛行、本飛行)、羽田~上海往復のAPECアドベンチャー、羽田~ヨハネスブルグ間の環境サミットアドベンチャー、カルガリ~羽田間の独首相W杯決勝観戦アドベンチャーなど、素材としてとびきりのものが揃っている。どれかひとつでも実現できないものだろうか。

大きな格納庫も丸ごと再現されている。コクピット上部に見える国旗は飛行中バタバタとなびくということだ

(C) 2002 AeroSim Co., Ltd. All rights reserved.

□エアロシムのホームページ
http://www.aerosim.co.jp/
□「政府専用機 701SQ」の公式ホームページ
http://www.aerosim.co.jp/aero/page1.htm

(2002年11月5日)

[Reported by 中村聖司]


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