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「弟切草」の長坂秀佳氏が原作と脚本を担当 |
価格:4,800円
株式会社アテナは、ゲームボーイアドバンス用ソフト「彼岸花」を11月15日から発売する。価格は4,800円。
「彼岸花」は、途中に現われる選択肢を選びながらストーリーを進めていくゲームドラマ。本作の原作と脚本を担当した長坂秀佳氏は、「特捜最前線」、「人造人間キカイダー」、「快傑ズバット」といったTVドラマの脚本や、「弟切草」、「街」などのノベルゲームでも原作と脚本を手がけている。本作は「弟切草」、「彼岸花」、「寄生木(やどりぎ)」といった3部作の第2弾になる。
ストーリーは、長坂氏の完全書き下ろし。差出人不明の封書を受け取った主人公「有沙(ありさ)」は、同梱されていた新幹線の切符で、思い出の地である京都に出かける。死んだ恋人に導かれるように出かけた「有沙」は、同い年の大学生「融(とおる)」と「菜つみ」と出会う。同じ境遇の3人は、すぐに意気投合。楽しい旅行になるはず……が、行く先で3人を待ち構えていたのは「彼岸花」にまつわる恐ろしい復讐劇だった。
本作のメインである「シナリオモード」は、新幹線編、京都編、鬼谷寺編の3部構成。いちど物語をクリアすれば、好きなところからゲームを始められる。セーブファイルは全部で3つ。なお、同じ選択肢を選んでも、予期せぬ方向にストーリーが展開する新マルチシナリオシステムが採用されているため、何度でも楽しむことができるという。
グラフィックは、実写とCGを合成したものを使用。画面中に出現する幽霊たちを写真に収める「ゴーストショットシステム」では、プレイ中にタイミングよくシャッターを切ることで、目には見えない幽霊の姿を写真で捉えることができる。なお、撮影した心霊写真は「写真館モード」で収集することも可能。こうした画像とともに流れる効果音やBGMが、ストーリーにさらなる迫力を加味しているという。
【スクリーンショット】 | ||
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□アテナのホームページ
http://www.athena-game.co.jp/
□製品情報
http://www.athena-game.co.jp/higanbana/higan_top.htm
(2002年10月24日)
[Reported by 北村孝和]
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