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「風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」がWindowsに帰ってきた
ネットショップで“宝くじ”が買えるなど新要素も導入

12月20日 発売予定

価格:未定

 株式会社チュンソフトはドリームキャストで発売したダンジョンRPGをネットワーク関連要素などを追加しWindowsに移植する。タイトルは「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! for Windows」。12月20日発売予定で価格は未定。

 「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」はセガと共同で開発されドリームキャスト用RPGとして発売されたシレンシリーズの外伝的作品。世界観や一部キャラクタなど共有しているが、主人公が“風来人シレン”の仲間のアスカとなっている。基本的なゲームシステムは同じで、毎回はいるたびに変わるダンジョンを冒険していく。戦闘システムはターン制となっていて、じっくり考えながら、敵と交互に行動を実行する。同シリーズの「風来のシレン 月影村の怪物」は5月にWindowsに移植されており、「女剣士アスカ見参!」はこれに続く作品となる。

 ゲームは、スタート地点となる水田地帯の広がるのどかな「十六夜の里」から始まり、怪しい「白神沼」、マタギ村へと通じる「コダマ峠」、鬱蒼とした大木が茂る「天輪の樹海」、御神木が祭られている「八神楽の森」など数々のダンジョンを経てストーリーは進んでいく。
 「アスカ」で特徴的なシステムとしては、ストーリーが進むと登場する“エレキ箱”なるアイテムがあげられる。この“”エレキ箱を押すと中に入っているエレキロボが共に戦ってくれる。エレキロボはモンスターの能力を再現して作られている。このため、“ドラゴンのエレキ箱”ならドラゴンの能力である炎をはいて敵を攻撃する。

 ドリームキャストもネットワークに接続できることからネットワーク機能を搭載していたが、Windows版ではそれらの機能が強化されているという。ひとつは“風来救助隊”。基本的に「シレンシリーズ」ではダンジョンで力つきるとレベルと1に戻されスタート地点に戻されてしまうが、他のプレーヤーに助けてもらえれば、その場で復活できるというシステム。これまでは「SOSのじゅもん」などのやり取りなどで行なっていたが、完全オンライン対応でデータのやり取りで行なえるという (DC版でもネットに対応していた) 。また、公式サイトがオープンし、救助待ちプレーヤーリストやお助け状況も見ることができるという。

 このほかにも、「風来のシレン」には、ダンジョン内にあるアイテムなどを駆使し出口まででるパズル感覚で楽しめる「フェイの問題」があるが、この「フェイの問題」を自作することができるキットを配信する予定だという。また、「新しいダンジョン」や「フェイの問題」も定期的に配信される。

 この作品の中で使える通貨“ネットギタン”が設けられており、風来救助隊で他のユーザーを助けると貰うことができ、ゲーム中の店でアイテムなどを買うことができるという。また、今回初登場となる「宝くじ」だが、ネットショップで購入できるのだという。何が当たるかはわからないが、楽しみがまたひとつ増えたと言えよう。

 対応OSはWindows 98/Me/XP/2000。CPUはPentium III 600MHzでメモリは128MB以上。DirectX 8.1以上。

【スクリーンショット】


【登場キャラクタ】
アスカ コッパ
ジンパチ ミナモ


(C)チュンソフト/すぎやまこういち (C)SEGA,2002
掲載された画面写真は現在開発中のものです。

□チュンソフトのホームページ
http://www.chunsoft.co.jp/

(2002年10月24日)

[Reported by 船津稔]


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