【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

「WPC EXPO 2002」開幕
マイクロソフトブースでは「Xbox Live!」を大プレイ

開催期間:10月16日~19日 開催

開催場所:東京ビッグサイト

入場料:2,000円 (事前登録者は無料)

 Windows関連技術を中心としたPC総合展示会「WPC EXPO 2002」が東京ビッグサイトにおいて16日開幕した。会期は19日までで入場料は2,000円だが、事前登録していれば無料となる。

 今回の展示会で最も大きなブースを構えているのはもちろんマイクロソフトだ。中心となるのはタブレットPCなどだが、その中でもかなり大きな部分を占めて展示されているのがXboxだ。一見関係ないような気もするが、Xbox自体がマイクロソフトの持つ各種技術の集まりみたいなものだから、テレビに繋がる端末としてPCとは違ったターゲットに攻め込む製品のひとつとして今回は出展されたようだ。

 会場ではなかなかの人気で、背広姿で「ブリンクス・ザ・タイムスィーパー」を遊ぶサラリーマンなど人だかりとなっている。そしてさらに注目度が高いのが、Xboxのネットワークシステム「Xbox Live!」だ。東京ゲームショウ2002でも出展されていたコクーン型の試遊台を横一列にずらりと並べていて、かなりの迫力だ。遊べるゲームは「ワックド! (Whacked!)」と呼ばれるもので、一種のパーティゲームだ。ゲームショウではゲームファンにとって最も注目される「ファンタシースターオンライン」に重きを置いていたが、今回はより広い層に魅力をわかって欲しいと言うことでこのチョイスとなったという。気軽にワイワイ楽しめる点ではいいことだろう。

マイクロソフトのブースは最も大きいのだが、そのなかのかなりの小間数をとって出展している。Windows関連技術との相性の良さから発売タイトル数が多いことや、「Xbox Live!」をアピールしている スタンドアローンタイプのゲームではマイクロソフト期待の「ブリンクス・ザ・タイムスィーパー」や「格闘超人」が出展されている 東京ゲームショウ2002でも並んでいたコクーン型のLive!の試遊台が今度もズラリと並んだ。「Xbox Live!」では今回はワイワイと手軽に遊べる「ワックド! (Whacked!) をプレイすることができる。16日は5分待ち程度でプレイ可能になった


 基本的にビジネス色の強い展示会であるため、ゲーム関連の情報は少ないのだが、そんな中でもマイクロソフトのPCゲーム部門は独自のブースを建てて年末にかけて発売される最新ゲームソフトを3本プレイアブルで展示している。「Age of Empires」のスタッフによる新作として前評判が高い「エイジ オブ ミソロジー」、「Combat Flight Simulator」シリーズの最新作で'43年から'45年のヨーロッパを舞台とした「コンバットフライトシミュレータ3」、Xboxでも発売されていたラリーゲーム「ラリースポーツ チャレンジ」、「ダンジョンシージ」の4作品を楽しめる。

 なんと言っても一番人気は「エイジ オブ ミソロジー」。3Dで描画された美しいグラフィックを強調した解説を行なっていた。また、とにかく仲間内で試遊台でプレイしながら意見交換しているプレーヤーが数多く見受けられ、人気の高さ、期待度の高さを感じさせられた。
 また、「コンバットフライトシミュレータ3」では機体の動きに合わせて動くシートと、3画面表示のシステムを使った本格的な環境を用意。ここまで豪華な環境でプレイできることはあまりないためか、こちらも人気だった。
 「ラリースポーツ チャレンジ」は4台の試遊台が並べられており、ハンドル型コントローラを使って楽しむことができる。

マイクロソフトのブースの真正面だが一応別にブースが建てられたPCゲーム。「コンバットフライトシミュレータ3」、「エイジ オブ ミソロジー」、「ラリースポーツ チャレンジ」の3作品を展示 最も人気があったのが「エイジ オブ ミソロジー」。やはり期待度ではナンバーワン
「コンバットフライトシミュレータ3」は3画面でシートが動くデバイスを設置した体感コーナーとなっていた。こちらもこの環境でプレイできる機会が少ないと言うことでかなりの人気 「ラリースポーツ チャレンジ」は4台設置。基本的に通信対戦ではなく、それぞれ別に楽しんでいるようだ



 前述のようにこれ以外ではゲーム関連の展示はあまり見受けられない。NECのブースでネット上でゲームを遊べる「NETGAMECENTER」のデモを行なっていた程度だろうか。ここでは体験版CD-ROMを配布していた。

CPUクーラーなどパソコンのパーツを取り扱っているオウルテックが各種ゲーム周辺機器を展示。写真左はコントロールポートが4つついたプレイステーション 2用縦置き台「ピヨベース」。同社の発売するDVDリモコンをPS2の下に置けるようになっている。写真右はGBA用アクセサリ「タチピヨ」。リチウム電池を採用し、クレードルのように立てかけるだけで充電される


□「WPC EXPO 2002」のホームページ
http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/

(2002年10月16日)

[Reported by 船津稔]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.