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ファン待望の新作がGBA専用で遂に登場!!
ポケモン、GBA「ポケットモンスタールビー」、「同サファイア」を11月21日に発売

パッケージ(ルビー) パッケージ(サファイア)
11月21日 発売

価格:各4,800円

主人公キャラクタのイラスト。どちらも快活で元気がよさそう
 株式会社ポケモンは、「ポケットモンスター」シリーズの最新作となるGBA「ポケットモンスタールビー」、「ポケットモンスターサファイア」を11月21日から発売する。価格は各4,800円。専用通信ケーブルを使った4人までの対戦プレイに対応している。

 「ポケットモンスター」シリーズは、'95年に「赤」と「緑」の2バージョンが同時にリリースされたゲームボーイ用RPG。以後、大ヒットとともに「青」、「金」、「銀」、「スタジアム」や関連商品、グッズなどが多数リリースされ、海外でも人気に火がつくなど、幅広い層から支持を受けている。

 最新作の「ルビー」、「サファイア」でまず目につくのは、パッケージに描かれた新ポケモンの姿だろう。「ルビー」に描かれた“たいりくポケモン”の「グラードン」と、「サファイア」に描かれた“かいていポケモン”の「カイオーガ」は、どちらもストーリー上で重要なポケモンとして登場する。2匹は相反する能力をもち、グラードンは降り続く大雨を巨大な光で蒸発させ、「カイオーガ」は日照りに大雨をもたらして、それぞれが天災から人々を救ったとされている。

【グラードン】【カイオーガ】
たいりくポケモン。全長3.5m、重さ950kg。頭から尻尾までの長さは4.2m かいていポケモン。全長4.5m、重さ352kg。両腕を広げたときの長さは6m


 「ルビー」、「サファイア」ではポケモンの出現率が異なるほか、ゲーム中に登場する謎の組織も違っている。「ルビー」に登場する「マグマ団」は、世界に大陸を増やすためにグラードンを狙い、「サファイア」に登場する「アクア団」は、世界に海を増やすためにカイオーガを狙うなど、互いに争っているのだ。

 両カートリッジともストーリーは同じものが用意されているが、各場面のキャラクタやセリフは、それぞれ入れ替えられている。つまり、ゲーム内における「マグマ団」と「アクア団」は“鏡写し”のような存在といえる。

ルビーに登場する謎の組織 【マグマ団】
サファイアに登場する謎の組織 【アクア団】



 ゲームは、主人公が「ミシロタウン」と呼ばれる小さな街に引っ越してきたところから始まる。主人公はポケモンを研究している「オダマキ博士」に挨拶をしにいくが、その途中、博士が野性のポケモンに襲われている場面に遭遇する。プレーヤーは、博士が放り出したカバンのなかにあった“3つのモンスターボール”からひとつを選んで博士を救出。博士はお礼として、そのポケモンを主人公にプレゼントしてくれる。

野性のポケモンに襲われる博士を助けた主人公。博士はお礼に、先ほどのポケモンをプレゼントしてくれる


 主人公の性別は、プレーヤーが自由に選ぶことができる。このとき「オダマキ博士の子供」が登場するが、その性別はプレーヤーが選んだそれと正反対になる。つまり、プレーヤーが男の子を選んだら、博士の子供は女の子になるわけだ。

 博士の子供は、主人公にポケモンバトルを挑んでくる。バトルに勝てば、捕まえたポケモンのデータを自動的に記録してくれる「ポケモン図鑑」と、ポケモンを捕まえるための道具「モンスターボール」がもらえる。このふたつを手に、主人公はホウエン地方を旅することになる。

博士の子供は、必ず主人公と逆の性別になる


 「ポケモンナビゲーター(通称ポケナビ)」を使えば、ホウエン地方の全体マップ、現在位置、場所の名前が表示される。Aボタンで拡大、縮小も可能で、町の上にカーソルを合わせれば、ポケモンの体力が回復できる「ポケモンセンター」、道具が買える「フレンドリィショップ」、「ポケモンコンテンスト会場」など、施設の有無や位置が確認できる。なお、ポケナビには「トレーナーアイ」という、対戦したトレーナー情報を記録しておく機能もある。

【ホウエンマップ】
カーソルを合わせるだけで施設の有無などの情報が手に入る
【トレーナーアイ】
対戦したトレーナー情報を記録できる。自己紹介、所有するポケモンの傾向、作戦などをチェック可能。相手が再戦を希望していることもわかる


“ちいさなくぼみ”を発見したら、ポケモンに入口を作る技を使わせれば「ひみつきち」が作れる
 なお、旅をしていると、崖などに小さい“くぼみ”を見つけるときがある。このとき、ポケモンに“洞窟の入口を作るわざ”を使わせると「ひみつきち」が作れる。

 「ひみつきち」は、自宅の部屋のように模様替えなどが可能なスペースで、インテリアなどのどうぐで“自分だけのひみつきち作り”が楽しめる。

 なお、ゲームが進むと「ポケモンセンター」2Fの右端にある「レコードコーナー」で記録を交換すると、通信相手の「ひみつきち」が自分のカートリッジ内に登場する。

「ひみつきち」は、ひとり1カ所まで作れる。アイテムをたくさんゲットして、自分だけのお気に入りスペースを作りたい


通信ケーブルで対戦するときは、ポケモンセンター2Fの「コロシアム」にGO!
 通信ケーブルを使った遊び方は、ポケモンセンター2Fにある施設を利用する。施設には友だちと対戦する「コロシアム」、ポケモンを交換する「トレードセンター」、「ひみつきち」の記録をまぜる「レコードコーナー」の3つがある。

 今作のポケモンバトルは大きくパワーアップしており、1対1のシングルバトルから、最大4人が参加できる「ダブルバトル」や「マルチバトル」がプレイ可能になった。

 「ダブルバトル」は、ポケモンを2体ずつ出してふたりで対戦するというもので、「マルチバトル」はポケモンを1体ずつ出して4人で対戦する。ポケモン同士の組み合わせなど、バトルの戦術はさらに深みを増し、その内容はより熱く進化したといえるだろう。

【シングルバトル】
これまでのシリーズ同様、ポケモンを1体ずつ出して対戦するモード
【ダブルバトル】
ポケモンを2体ずつ出して戦う。タイプや組み合わせなど、さまざまな戦術が考えられる
【マルチバトル】
1体ずつポケモンを出して4人で対戦するモード。パートナー同士、息のあったところを見せたい


 ファンならずとも要注目のGBA「ポケットモンスタールビー」、「同サファイア」。GAME Watch編集部では、続報が入り次第すぐに最新情報をお届けする予定。楽しみにしていてほしい。

(C)2002 Pokemon (C)1995-2002 Nintendo/Creatures Inc./GAME GREAK inc

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「ポケモンセンターオンライン」のページ
http://www.pokemoncenter-online.com/

(2002年10月15日)

[Reported by 北村孝和]


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