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Project EGG、第10回ラインナップを発売開始
アートディンクの「ハウ・メニ・ロボット」登場

10月1日 発売開始

 ボーステック株式会社が運営するオンラインサービス「Soft-City.com」で展開されている、'80年代のパソコンゲームを中心に販売するプロジェクト「Project EGG」において、第10回目のラインナップの発売が開始された。これで販売ソフト数は147本となった (一部音楽データのみなどの商品もある)。

 9月に一部ラインナップが公表されていたが、正式に発売されたのは、コズミックソルジャー (PC-8801) 、シャティ (PC-8801) 、ハイドライド (PC-6001mkⅡ) 、らぷてっく2 (MSX) 、神の聖都 (MSX2/2+) 神の聖都 (音楽データのみ) 、ブライ上巻 (PC-9801) 、Niko2~ニコニコ~ (MSX2) 、XZRⅡ~完結編~ (MSX2/2+) 、ARCUS(アークス) for MSX2 (MSX2) 、ARCUSⅡ(アークスⅡ)-Silent Symphony- (MSX2/2+) 、ARCUS (PC-8801) 、龍の花園 (MSX2/2+/tR) 、ハウメニロボット (FM77AV)の14作品。移植が明らかになっていたメガドライブ版の「夢幻戦士ヴァリス」は、今月中の発売となる。

 今回なんと言っても注目なのは、今回初参入となるモオソフトとアートディンク。モオソフトの「龍の花園」は、'92年にMSX2/2+/tR用ソフトとして発売された。プレーヤーの選択により7種類のエンディングが用意されているマルチエンディング方式や、時間によって同じ場所に行っても違うキャラクタが登場するといった、現在のアドベンチャーゲームのシステムの元となったと言ってもいいだろう。
 アートディンクの「ハウ・メニ・ロボット」は、フィールドに数々の仕掛けを置くことで、勝手に動いていくロボットを誘導し、セットされた爆弾を処理していく。時間設定などもあり、なかなかはまる要素を持つ。

 また、現状では明らかにされていないが、多くのユーザーからリクエストのあったメーカーの参入が決定しているという。

モオソフト/ファミリーソフト「龍の花園」
アートディンク「ハウメニロボット」 日本テレネット「XZRⅡ~完結編~」


(C) 2002 BOTHTEC/(C)2002 PEGASYS.

□Soft-City.comのホームページ
http://www.soft-city.com/
□「Project EGG」のページ
http://www.soft-city.com/egg/
□「第10回目販売ソフトウェア」カタログページ
http://www.soft-city.com/egg/catalog/list.cgi?mode=lnolist&lno=10
□関連情報
【8月28日】Project EGG、MSX「ヴァリス」など第9回ラインナップを公開 9月初旬にメガドライブ移植版「ワンダラーズ・フロム・イース」をリリース
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020828/egg.htm

(2002年10月2日)

[Reported by 船津稔]


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