IBM、ニンテンドーゲームキューブ用PowerPC |
1,000万個目のGekkoが任天堂の岩田氏に手渡される瞬間 |
米IBMは現地時間の20日、ニンテンドーゲームキューブ用PowerPCプロセッサ「Gekko (ゲッコー)」の累積出荷数が1,000万個を突破したと発表した。
ゲッコーはニンテンドーゲームキューブの中心部となるCPUに採用されており、0.18μプロセスで製造されている。PowerPCのアーキテクチャーをベースにカスタマイズされており、銅配線技術を使って製造されている。また、ゲーム処理を加速させるように特別に設計された機能を搭載しているほか、ゲーム・システムの主要なGPU間のデータ情報量を効率的に管理する機能など任天堂特有の用件を満たすためのカスタマイズが行なわれているという。
リリースで任天堂の岩田聡代表取締役社長は「IBMと長期的なパートナーシップを継続できている事実を当社は嬉しく思っています。より高性能かつ高集積レベルで実現できるIBMの技術が任天堂の革新性と一体化することで、ユーザーに期待されるユニークなゲーム体験を提供できる」としている。
□米IBMのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.com/news/us/2002/09/20.html
(2002年9月24日)
[Reported by 船津稔]
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