価格：6,800円

日本中からローライダーたちが集まるイベント「LOWRIDER SHOW」

　パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社は、プレイステーション 2用ソフト「LOWRIDER」を2002年12月に発売する。価格は6,800円。

　ローライダーは'50年代のロサンゼルスで生まれた文化で、メキシコ系アメリカ人たちが中古車を新車のようにペイントしたりドレスアップしていたことから生まれた。現在では、よりアーティスティックなペイントやデザインが描かれるようになっただけでなく、改造によって車をジャンプさせたり、リズムに合わせてダンスさせるなどのパフォーマンスも行なわれている。

　ここ最近は日本でも人気が高く、ローライダー専門のショップが増え、カークラブも増加している。イベントも各地で開催されるようになり、日本独自の文化を取り入れたジャパニーズ・ローライダーという新たなジャンルも確立されつつある。

　「LOWRIDER」は、そんなローライダーを題材としたリズムSHOWカーアクション。車を改造し、サウンドに合わせてダンスさせて観客に自慢の車とパフォーマンスをアピールする。

　ゲームモードは2種類用意されており、手軽にローライダーの世界を楽しむことができる「Arcade Kings」と、愛車を自由に改造し、ローライダーのチャンピオンを目指す「Golden Days」が楽しめる。

　「Arcade Kings」では、車のフロント部分をどこまで高くジャンプさせられるかを競う「HOP」や、リズムに合わせて車をダンスさせ、そのタイミングやジャンプの高さなどで競う「DANCE」、車の荷台を上下左右に動かしたり回転させる「BED-DANCE」、それらを含めて自由なパフォーマンスを披露する「UNLIMITED」の4種類が遊べる。

　1対1の勝ち抜き戦で、勝てば次のローライダーと勝負することができる。ふたりで対戦することも可能で、ローライダーを知らない人でもその良さを味わうことができる。

　「Golden Days」では、プレーヤーはアメリカ西海岸のメキシコ国境付近に住む少年となり、親友の「BOB」とともにラスベガスで行なわれるスーパーショウを目指す。始めは改造もペイントもされていない中古のインパラに乗っているが、新しいパーツを取り付けたり、美しいミューラルペイントをボディーに描いたりして、最高の車にしていく。

　改造が済んだら、ストリートに出かけてパフォーマンスをしたり、ローライダーが集まる広場に乱入して「HOP」や「DANCE」の腕を見せつけたりして自分のファンを増やす。ストリートや広場で経験を積んだら、大会に出場して自慢の愛車とテクニックを見せ付ける。

【スクリーンショット】

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□パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパンのホームページ
http://game.pccw.co.jp/

(2002年9月10日)

[Reported by 田名網陽平]