エヌ・シー・ジャパン、TGS 2002に「リネージュ 2」を出展 |
一見イベント風に見えるが、プレイ中の冒険者ふたりが座ってるだけだ。女性のたおやかな仕草が美しさを一層引き立てている |
滝壺のほとりで休息を取るパーティー一行。各キャラクタの装備品もそれぞれ個性的だ |
「リネージュ 2」は、いまなお世界最大規模のMMORPGである「リネージュ」の続編に相当するNC Softの最新作。ゲームエンジンには最新のUnrealエンジンを採用し、3D MMORPGとしては韓国内はおろか世界レベルで見ても最先端の3Dグラフィックを実現している。
最大の特徴は、現在、米Sony Online Entertainmentの「Ever Quest」シリーズやスクウェアの「ファイナルファンタジーXI」をはじめ、ほとんどの3D MMORPGが採用している、世界を複数のゾーンで構成するゾーン制を脱却し、全フィールドや街もひとつのゾーンにまとめたシームレスかつダイナミックな世界構築スタイルにある。
プレーヤーは、これもまた韓国産MMORPGではお馴染みのシステムであるシームレスなズームイン・ズームアウト処理により、パーティーの規模、戦場の大きさ、敵のサイズなどを加味した最適な表示サイズで、ダイナミックな冒険を楽しむことができる。
ゲームの開発はNC Softの内部スタッフにより行なわれているが、「リネージュ」が強く影響を受けた作品として知られる「Ultima Online」のクリエイター、リチャード・ギャリオット氏が開発に参画していることは有名な話。MMORPGの人気を側面で支えるキャラクタのビジュアルについても、日本のアニメーションの影響を強く受けた印象に仕上がっており、日本でも大いに受け入れられそうだ。
東京ゲームショウでは、プレイアブルの試遊台を6台設置する予定だという。韓国のクローズドβテストサーバーに接続するのか、6人によるローカル接続になるのか、そのあたりの詳しい事情は不明だが、いずれにしてもNC SoftブースはTGS 2002の台風の目になりそうな予感だ。ゲームの詳しい内容についてはまた追ってご紹介したい。
街の様子。街から外へ、外から街へシームレスに繋がっていく。街並みはゴシック様式の中世ヨーロッパ風だ |
フィールドの様子。まだ影やリフレクションの処理などは施されていないようだ |
そしてダンジョンの数々。縮尺が画面によって違うのに注目したい。ちなみに右下の画面はボス戦のようだ |
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□エヌ・シー・ジャパンのホームページ
http://www.ncjapan.co.jp/
□「リネージュ 2」のホームページ(韓国語、英語)
http://www.lineage2.com/
(2002年9月4日)
[Reported by 中村聖司]
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