元気、今度のバトルは峠が舞台 PS2「街道バトル」
2003年冬 発売予定
価格:6,800円
元気株式会社は、プレイステーション 2用ソフト「街道バトル」を2003年冬に発売する。価格は6,800円。対応周辺機器はGTフォース。
「街道バトル」は、同社の「首都高バトル」シリーズのシステムを採用したレースゲーム。レースの舞台は「いろは坂」、「榛名」、「箱根旧道」、「表六甲」などの峠。間断なくカーブが続き、アップダウンの激しい地形のため、走り屋が腕を試す絶好のポイントになっている。
プレーヤーは峠で走り屋たちとバトルし、ライディングテクニックを磨いて知名度を上げていく。知名度が上がればスポンサーが付き、自分の車をチューニングしてさらなる速さを求めることができる。速く、美しく峠を走り、すべての峠を制覇することが目的となる。
「街道バトル」では、「首都高バトル」の「スピリットポイント(SP)バトル」、「テンションゲージ」などを採用している。「SP」はドライバーの精神力を表しており、後ろにいる車の「SP」が相手との距離に比例して減っていく。この値が0になればバトルに勝利できる。「テンションゲージ」は相手との距離を表すもので、「テンションゲージ」を確認すれば、位置関係や距離を考えながら走ることができる。
また、「コーナーアーティストモード」を搭載。これはコーナーを曲がるときのドリフトの美しさで点数を競うもので、進入した速度やドリフト時の速度、使用している車種によってポイントが与えられる。
現在公開されている車種は、日産の「シルビア Spec-R S15」、トヨタの「スプリンタートレノ GT-APEX AE 86」、三菱の「ランサー EVOLUTION VII」など。これ以外にも、色々な車種が収録されているという。
コースは、現地の取材だけでなく、レーザー計測した点群データなどを参考にしているため、実在の峠をリアルに再現している。また、昼や夜、晴れや雨など、様々なシチュエーションが用意されており、その時々に合わせたライディングが必要となる。雨などの悪条件ではスリップしやすく、夜のライディングではライトを活用して走らなければならない。
【いろは坂】 |
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レーザー計測による点群データ |
左の点群データを参考にした画面例 |
(C) 2002 GENKI
□元気のホームページ
http://www.genki.co.jp/
(2002年9月3日)
[Reported by 田名網陽平]
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