元気、「Genki Racing Project」発表 |
会場:富士スピードウェイ(FISCO)
織戸 学氏(左)、谷口信輝氏(右)が自己所有車で収録に参加 |
その発表会と同じくして、同社レースゲーム最新作「首都高バトル01(2003年春発売予定」と、「街道バトル(2003年初冬発売予定)」のオープニングムービー用のサウンド収録が行なわれた。
■「首都高バトル01」、「街道バトル」のオープニングムービー用音声を収録
FISCOは晴天に恵まれ、絶好のロケ日より。会場には音声収録スタッフのほか、元気の開発陣などが早くから訪れ、気合十分。織戸氏所有のスープラ、谷口氏所有のS15シルビア、MCRスカイラインR34GT-R、RE雨宮RX-7(FD)、ゲンバラポルシェ、AE86など多数の車が集結。元気のスタッフは車好きが多く、社長をはじめ、11台の自己所有車を持ち込んで体験走行を行なった。
収録は織戸氏(スープラ)と谷口氏(S15シルビア)の2台からスタート。あらかじめエグゾーストパイプ付近とエンジンルームにマイクを仕込み、ドライバーの全開走行のエンジン音、排気音を収録。両氏がピットインする合間に、元気のスタッフたちがコースインし、車の挙動などを実際に体験。プログラマなど、直接ゲームに関わるスタッフたちがサーキットでの高速走行を堪能した。中には谷口氏のドライブによるS15の助手席に乗り込んで、限界挙動を体験したスタッフもいた。
広報氏によれば、オープニング用にこうしたロケを行なうのは元気としてははじめてのことだそう。ゲーム中のSE収録のため、エンジン音の収録に回転数ごとに調節したサウンドを取り込むことはあったが、今回はオープニング用ということで、このロケで一発収録。「首都高バトル01」、「街道バトル」それぞれ2分程度のオープニングになりそうだということだが、会場にいるとやはり「爆音」という言葉がぴったりくるチューニングカーの甲高いエグゾーストノートがゲーム中で再現されるということは、車好きとしてはたまらない魅力になるであろうことを実感できた一日であった。
□元気のホームページ
http://www.genki.co.jp/
(2002年9月2日)
[Reported by 佐伯憲司]
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