ECTS開幕直前レポート |
会場:Earls Court Conference Centre
ヨーロッパ最大のゲーム関連のトレードショウ「ECTS 2002」が、いよいよ現地時間の8月29日から開催される。昨年はロンドン郊外のExCeL Londonにて行なわれたECTSだが、今年は再び会場を市内に移し、昨年以上の規模で大々的に開催される。GAME Watchでは本日から前日の様子を含めリアルタイムレポートをお届けしていく。
ECTSは、一般非公開の流通関係者向けのゲーム関連のトレードショウ。感覚的にはロサンゼルスで開催されるE3のヨーロッパ版と見ていいが、英国最大手のEidos Interactiveや米国最大手のElectronic Artsはそれぞれ同時期に単独で説明会や発表会を催したり、フランス最大手のVivendi Universalが出展を見送るなど、必ずしも1枚岩ではないところがある。
今回、ECTS復活組の最大手となるSony Computer Entertainment Europeは、ECTSの隣のフロアで「PlayStation Experience」を催し、ファーストパーティーやサードパーティーの新作、大作を一堂に展示する。こちらはECTSとは異なり、一般入場者をターゲットとした有料イベントで、最大シェアを誇るプレイステーション 2の新作に、どれぐらいユーザーが足を運ぶのか注目されるところだ。
一方、ECTSでは従来どおり、PC並びにゲームキューブやXboxの新作も多数出展される。昨年同様ハードウェア関連に関しては出展が見送られるようで、出展メーカーにはUbi Soft EntertainmentやInfogrames、CodeMastersなど、ヨーロッパ大手が名を連ねている。明日以降に掲載するレポートにぜひご注目いただきたい。
ECTS正門の反対側は「PlayStation Experience」の入り口になっている | 道を挟んですぐのところにEarls Court駅がある |
屋外にはActivisionの新作「Tony Howk's 4」のプロモーション用アトラクションが設営中だった | Eidosのスポーツ系アクションシューティング「Time Splitters 2」の広告 | 前日の会場の様子。設営の本番はまだまだこれからといった感じだった |
(2002年8月29日)
[Reported by 中村聖司]
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