ハドソン、日本ビクターが共同で CD-ROMのコピー防止技術「ROOT」を開発
8月27日 発表
株式会社ハドソンと日本ビクター株式会社は、CD-ROMのコピー防止技術「ROOT(ルート)」を共同で開発した。「ROOT」は、CD-ROMに特殊な暗号鍵を記録する技術。それにより、コピーしたディスクの再生時にエラーが起きるようになる。
これまでのものと違い、「ROOT」の暗号鍵は特殊な方法でしか読むことができず、より守秘性が高められている。また、暗号鍵を書き込む場所も変更可能で、製品によってその場所を変えたり、暗号鍵のコードを変えることもできる。
「ROOT」はCD-ROMだけでなくDVD-ROMにも応用可能で、今後は日米のソフトメーカーから提供されたCD-ROMに「ROOT」を組み込むビジネスを展開していく。なお、「ROOT」はPC用ゲームやアプリケーションソフトなどに採用されるが、家庭用ゲームソフトは独自のフォーマットを使用しているため現段階では採用する予定はないという。
□ハドソンのホームページ
http://www.hudson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hudson.co.jp/news/root.html
(2002年8月27日)
[Reported by 田名網陽平]
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