開催場所：幕張メッセ 入場料：1,500円 (中学生以上)、1,000円 (小学生)、小学生未満無料

サンライズインタラクティブのブースでは11月7日発売予定のPS2「機甲武装Gブレイカー レジェンド オブ クラウディア」

　キャラクタ関連のイベント「Cultural Convention of Characters 2002 (C3 2002)」が幕張メッセにおいて24日開幕した。開催時間は10時から17時。入場料は中学生以上が1,500円、小学生が1,000円、小学生以下が無料となっている。会場は24日と25日では内容に若干の違いがあり、24日は会場の約半分を使用し「COSPA Wave in C3」が開催されたが、25日は「DOLLS PARTY in C3」と「C3マーケット」が行なわれる。

　会場はアニメから造形関連、東宝がゴジラの最新作「ゴジラ×メカゴジラ」を出展しているかと思うと、「スタートレック」コーナーがあり、バイクなどもあちこちに展示されている。とにかく幅広い展示内容が魅力的で、ごった煮的なイメージがある。弊誌ではゲーム関連の話題に絞っているが、色々と楽しめる要素があるので、日曜日に足を運べる人は参加してみてはどうだろうか。

■ カプコンブースではXbox「鉄騎」グッズが多数出展される
「鉄騎 Table Chair」も参考出品

　思ったよりもゲーム関連の話題が多い「C3 2002」だが、その中でも注目される作品のひとつがXbox用「鉄騎」だろう。巨大で多くのボタンが用意されたコントローラを使ってリアルにロボット (ゲーム内では「バーティカルタンク[VT]」と呼ばれる) を操縦する。それだけでも大興奮だが、VT同士の迫力ある戦闘を楽しめるということで、これまでにも各地で行なわれた試遊会では常に多くの人が集まり注目を集めていた。

　今回のカプコンブースもこれまで同様数多くの人の注目を集めていた。常にオートデモは繰り返されており、その間も人は集まっているのだが、一定時間ごとに行なわれる試遊会の時間になると通路をふさぐほどの人があつまりみな熱心に見入っていた。試遊会に参加するためには配布される券をもらい、さらに抽選で当たれば参加できると言うことで、運が良ければ参加できるシステムなのだが、気になる人はまずは足を運び見てみて欲しい。見ているだけでもその迫力は伝わるが、実際に操縦するとそのリアリティ溢れる世界に圧倒されるはずだ。

　今回注目なのは、「鉄騎」のコントローラを置くことができる「鉄騎 Table Chair」が」出展されていることだろう。あくまでも参考出展で商品化は未定だが、フットペダルの置き場もセットされた本格的なもので、期待させるものだ。
　会場では今回初めて「鉄騎」関連のグッズも展示されている。Tシャツや、“VTを開発している企業の社章”などゲームの世界観を感じられる商品が並んでいる。発売も9月12日と迫ってきた。発売前に一度体験しておくといいのではないだろうか。

「鉄騎 Table Chair」。あくまでも参考出品であり、商品化は未定とされているが夢は広がる	一定時間ごとに券が配布され抽選で当たれば、試遊することができるのだが、始まると数多くの人達が集まって大変な盛況ぶりとなった	今回もカプコンのスタッフがつきっきりで操作の説明やアドバイスをしてくれる
カプコンブースの中にはあちこちに世界観を説明するフィリップが掲げられている。「ヴァーティカルタンク (VT)」の解説パネルもあるのでチェックして欲しい		そして今回初登場となる各種「鉄騎」関連グッズも販売されている

■ 会場隣では「GUNDAM WORLD 2002 in C3」が同時開催
ガンダム関連のゲームも多数出展

　今回「Ｃ3 2002」の隣には、「ガンダム」関連商品や情報を集めた「GUNDAM WORLD 2002 in C3」が開催されている。こちらは入場無料となっており、自由にはいることができる。10月からテレビでの放映が始まる新作「機動戦士ガンダムSEED」のムービーなどが公開されていることもあって数多くの人で賑わっていた。

　こういったこともあってかガンダム関連のゲームは充実している。「C3 2002」の会場だがバンプレストのブースでは「GUNDAM PILOT ACADEMY(仮称)」が出展されている。なかなか体験できないこともあって今回もいつブースを訪れても長蛇の列ができており、大人気だ。バンプレストのブースでは発売されたばかりのGBA版「スーパーロボット対戦R」も出展されている。

　一方、「GUNDAM WORLD 2002 in C3」では、SIMPLEキャラクター2000シリーズ用のゲームとしてPS版「新機動戦記ガンダムW」とPS版「機動武闘伝Gガンダム」が並んでいた。10月10日の発売が予定されている作品で、多くのユーザーが並んで遊んでいた。また、ワンダースワンカラー/スワンクリスタル用の新作として「SDガンダム ジージェネレーション モノアイガンダムズ」が展示されていた。この新作以外にもワンダースワンカラー用のガンダム作品も出展されている。

「C3」会場のバンプレストブースに設置されている「GUNDAM PILOT ACADEMY(仮称)」。とにかくいつ行っても長蛇の列ができている	同じくバンプレストのブースでは先日発売されたばかりのGBA版「スーパーロボット対戦R」が出展されている	ワンダースワンカラー/スワンクリスタル用の「SDガンダム ジージェネレーション モノアイガンダムズ」。9月26日発売予定
「SDガンダム ジージェネレーション モノアイガンダムズ」の予約特典は新作CGムービーなどを収録したCD-ROM「『プロジェクト・セイレーネ』極秘軍事ファイル」	「GUNDAM WORLD 2002 in C3」では、プレイステーション用のSIMPLEキャラクター2000シリーズ用のゲームとして「新機動戦記ガンダムW」と「機動武闘伝Gガンダム」が並んだ。かなりの数の試遊台が用意されているにもかかわらず、どの試遊台の前も長蛇の列

■ ゲーム以外にも色々と注目のグッズが出展されている

　ゲーム以外のおもちゃ関係でも面白いものがいくつか出展されていた。特にタカラのブースに出展されていた米国の飛行機ラジコンシリーズ「イーチャージャー シリーズ」が面白そうだ。軽い素材で作られているようで落ちても壊れないような工夫がされている。飛行機タイプの「イントルーダー」は推進、着陸、左右旋回を操作できる。また、「R/Cヘリコプター」の発売も今後予定されており3分間でチャージ完了し、スロットル操作で上昇、旋回、下降などの操作を楽しめる。

　このほかにもツクダシナジーのブースでは発売が遅れていたロボット「PINO」シリーズの最高級機「PINO DX」が出展されている。今回は実際に動いているところを見ることができる。発売は9月20日を予定しており、価格は19,800円。また、バンダイが「2002 東京おもちゃショー」に出展し話題をさらったモビルスーツ“ドム”のラジコン「DOM MS-09」も「GUNDAM WORLD 2002 in C3」に出展されている。

タカラのブースでは簡単操作の飛行機ラジコンシリーズ「イーチャージャー シリーズ」が出展されている。一部機種は試しに操作できるようだ	タカラの話題の電動カー「キューノ」。車体カラーは赤だが、試走デモコーナー (24日のみ) には黄色が置かれていた。まさに「チョロQ」といったデザイン	同じくタカラブースに出展されていた9月発売の「デジQ ドライビングスクール」
ツクダオリジナルの「PINO DX」。遂に発売なるか? 9月発売を予定。会場では実際にデモを行なっている。価格は19,800円	「2002 東京おもちゃショー」で初めて登場し、度肝を抜いた「DOM MS-09」。さらに進化したバージョンが出展され、付属品も一部展示されている。3台購入は決定的か?

□「C3」のホームページ
http://www.c3-club.com/
□「GUNDAM WORLD 2002 in C3」のホームページ
http://www.gundam.channel.or.jp/event/2002/c3.shtml

(2002年8月24日)

[Reported by 船津稔]