マルチターム、ニンテンドーゲームキューブ用ネットワークゲーム通信ライブラリをリリース

7月29日 発表

 株式会社マルチタームは、ニンテンドーゲームキューブ用のネットワークゲーム用通信ライブラリ「MassplayerSystem for NINTENDO GAMECUBE」を開発。ゲーム開発を行なっている各メーカーへの提供を開始した。現在はベータ版だが、9月には製品版のリリースを予定している。

 「MassplayerSystem」は、「ファイナルファンタジーXI」のように多人数が同時にゲームにアクセスし楽しめるマッシブマルチプレーヤータイプのゲームを実現する通信ライブラリ。同プラットフォームとしては始めてのリリースとなるという。すでに一部メーカーに採用されている。独自の技術で、大量のデータ処理を高速に行ないサーバー処理分散を実現しているという。

 同社はこれまでPC用のネットワークゲーム用通信ライブラリを開発していた。元気が2002年中のサービス開始を目指して開発中の「首都高バトルOnline」、エニックスの「チェイスチェイス」、アットホームジャパンの「GoldRush」などに「MassplayerSystem」は採用されている。

 こういったライブラリ環境が整備されてくることで、ニンテンドーゲームキューブでも今後、多数のネットワークゲームが登場してくることだろう。

□マルチタームのホームページ
(7月29日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.multiterm.co.jp/

(2002年7月29日)

[Reported by 船津稔]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.