株式会社スパイクは、プレイステーション 2用ソフト「RS～ライディングスピリッツ～」を7月25日から発売する。価格は6,800円。

　「RS～ライディングスピリッツ～」は、二輪車をモチーフにしたモーターサイクル・シミュレーター。ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキなどの日本を代表するメーカーにヨシムラ、モリワキといったトッププライベーターの最新モデルから往年の名車まで、200台以上が実名で登場する。また、ヘルメット、ライディングスーツなども、各メーカーよりライセンスを受けて完全に再現しているという。

　プレーヤーは、マシンを購入して世界各国のレースに出場する。レースには、排気量制限、メーカー限定など、さまざまな条件が存在する。勝ち進むことでポイントを貯め、チューンナップやカスタマイズを施したり、もっと速いマシンを購入したり、優れたパーツを組み込むなど、そのやりかたはプレーヤー次第。なお、レース終了時は成績に応じて金、銀、銅といったトロフィーが獲得できるほか、場合によってはピンバッヂがもらえることもあるという。

　カスタマイズおよびセッティングは、マフラー、ハンドル、ステップ、ラジエーターなど、25カ所以上が変更可能。マフラーとマシンの組み合わせによるサウンドの表現といったパーツ特性も忠実に再現されているという。外観は、ミラー、ウィンカーなどの保守部品を中心に、走行に直接影響しないパーツをまとめて変更できる。これにより、一般的なスタイルのノーマルタイプ、走り屋風のストリートタイプ、レース専用のレーシングタイプなど、プレーヤーが好きなスタイルをエディットできる。

　本作は“シミュレーター”として、リーン（姿勢制御）機能を搭載。旋回方向に身体を倒し込むことで旋回性能が向上したり、旋回方向と逆に腰を持ち上げればコーナリング後にすばやくマシンを立て直すことができたりと、二輪車特有のリアルな走行感覚が楽しめるとしている。

　コースは、ストリートサーキットをモチーフに製作された7カ国ぶんを収録。世界各国の街並みや雰囲気などを生かしたコースつくりがなされている。全ステージに昼夜があり、特に夜ともなれば、コースの各所に点在する街頭、闇夜に浮かび上がるヘッドライトやテールランプが、リプレイシーンを美しく演出するという。リプレイにはカメラアングルやカットにブラー（残像）エフェクトが追加され、より迫力ある映像を楽しむことができる。

【スクリーンショット】

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□スパイクのホームページ
http://www.spike-online.net
□「ライディングスピリッツ」公式サイト
http://www.r-spirits.net/

(2002年7月24日)

[Reported by 北村孝和]