バンダイ、ツクダオリジナルの株式を100%取得 バンダイグループに統合
7月16日 発表
株式会社バンダイは16日、株式会社ツクダから株式会社ツクダオリジナルの株式を100%取得したと発表した。このことにより、ツクダオリジナルはバンダイグループの一員となる。今後、体制を整えた後、10月から新体制で営業をスタートさせる。
ツクダオリジナルは親会社であるツクダの製造部門として'74年に独立。ツクダといえば「ダッコちゃん (ウインキー)」やオセロといったヒット商品が有名。このほかにも「スライム」や「ルービックキューブ」、「エアーウォーターガンSSシリーズ」などヒット商品を数多く保有している。また、近年では小型ロボット「Pino」シリーズが注目を集めており、ロボット玩具の開発にも取り組んでいた。
バンダイはリリースにおいて、ツクダオリジナルのロングセラー商品を取り入れることで玩具事業のてこ入れを計る一方で、バンダイの得意とするキャラクタマーチャンダイジングノウハウをツクダオリジナルの商品に展開していくという。これらのノウハウを取り入れた商品は年内にも登場する予定だという。
ゲーム分野においてもキャラクタとオセロの融合なども十分考えられる。また、バンダイの持つロボット玩具開発技術と「Pino」における技術の融合によって新たな商品が登場することを期待したい。
□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.bandai.co.jp/press/press_P00273.html
□ツクダオリジナル
http://www.tsukuda-original.co.jp/
(2002年7月16日)
[Reported by 船津稔]
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