アスミック・エース、RPGテイストのボードゲーム最新作
ゲームキューブ「ドカポンDX -わたる世界はオニだらけ-」

10月 発売予定

価格:未定

 アスミック・エース エンタテインメント株式会社はRPGテイストのボードゲームとしてスーパーファミコン以来の人気シリーズ「ドカポン」のシリーズ最新作「ドカポンDX -わたる世界はオニだらけ-」をニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして開発を進めていると発表した。発売は10月を予定しており、価格は未定。

 「ドカポン」シリーズはボードゲーム形式のマップをルーレットで出た目だけ進んでいき、各マスに止まるとモンスターや他のプレーヤーと戦うこととなる。戦闘シーンはRPGライクで、今回の作品でより一層テンポよく楽しめるようになったとしている。戦闘コマンドはゲームキューブのコントローラのA、B、X、Yボタンにそれぞれ対応しており、視覚的にもわかりやすくなっている。

 「ドカポン」といえば、トップを走るプレーヤーを引きずり落とすために、ほかのプレーヤーが協力して魔法をかけて邪魔をするのが常套手段となっている。この時必要なフィールド魔法だが、指定したマスのプレーヤーを凍らせてストップさせる「コチヒヤ」や、マップ上にいるプレーヤー全員にダメージをくらわす「クラッシュボンバー」など40種類以上が用意されている。また、マスの中にはさまざまなキャラがおり、お金を払うと1週間の期限付きで他プレーヤーを始末してくれる“殺し屋ヴィント”や、他人を弱くしたり自分を強くしてくれるキャラなど色々なキャラクタが登場する。これらのキャラと上手くやっていくことも勝利への近道となるだろう。

 今回特に変わっている点は、フィールドマップが3D化されており“空中マス”や“海底マス”が用意されているという点。これらのマスはそれぞれの地形効果が盛り込まれており、そこに戦略性やハプニングが盛り込まれているという。さらに何が起こるかわからない天災や、週の始めに起こる週イベントなど最後まで番狂わせが起こるようなイベントが数多く用意されている。

 お金がすべてとも言えるこのゲームだが、お金に関する新システムも用意されている。スポンサーシステムがそれで、戦闘の成績がいいと、装備品のメーカーから営業マンがやってきて、スポンサーとして付いてくれる。そうすると一定金額が広告料として入金されるなどいいことが起こる。もちろん、装備品を無くしたり売り飛ばすと自動的に解約となってしまうのだが、楽しみなシステムだ。

【スクリーンショット】


(C)2002 Asmik Ace Entertainment Inc. /TYCOON

□アスミック・エースのホームページ
http://www.asmik-ace.co.jp/game

(2002年7月15日)

[Reported by 船津稔]

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