ビクターがおくる、“頑張らないアクションアドベンチャー”
PS2「ボクは小さい」

2002年7月11日 発売

価格:6,800円

 株式会社ビクター インタラクティブ ソフトウェアはプレイステーション2用ソフト「ボクは小さい」を 7月11日に発売する。価格は6,800円 。

 “頑張らないアクションアドベンチャー”とジャンル分けされたこの作品。プレーヤーは身長5cmの見習いスペースパトロール「ポム」を操作して、3Dで表現されたユウキ家を探索していく。普通の家が、視点を変えただけで冒険の舞台となるのが新鮮だ。4LDKのユウキ家は、ポムにとってあまりに広大。巨大な家の住人たちにうっかり踏まれないように注意が必要となる。

身長5cmのポムの小さな大冒険。舞台は4LDKのユウキ家。住人たちのドラマもゲームに密接に関係してくる


 ポムの冒険の目的は、この家のどこかに潜む宇宙の指名手配犯「シルバー」と彼の率いるモンスターと戦うこと。さらに家の中で遭難したスペースパトロールの31人の仲間を助け出さなければならない。仲間から送信されたSOS信号を頼りに、居場所を推測し救助していく。仲間はそれぞれ特殊能力を持っており、助けることで「変身」が可能となり、“水中を移動する”、“室内を自由に滑空する”といった能力を発揮できるようになる。

シルバーの罠にはまり、捕まっている仲間たち。助けることで、さまざまな能力を獲得できる 家の中には、シルバーが率いるモンスターたちも潜んでいる。シルバー直属のボスとも戦うことに…… 体全体が集音アンテナになった「ピッチメン」に変身。電話や会話を聞き取ることができる
狙撃の力を発揮する「ヒットメン」。弾を発射することができる。遠くのモノを撃てるので、戦闘以外でも活用できる 水中を自由に移動できる「バッシャメン」。お風呂の中も探索可能に? 電気を発する「エレキメン」。敵を攻撃するだけでなく、家のコンセントを通じてワープすることができる


 ポムはシルバーを追いつめるが、その時突然謎の大爆発が起こりすべてを吹き飛ばしてしまう。ポムは爆発の影響で、一日前の世界に戻されてしまう。ユウキ家の中で起こった事件、そしてシルバーの時限爆弾によってばらばらになった時間のかけら“タイムピース”が鍵を握っているらしい。

 このゲームではポムの冒険の他に、住人たちの多彩なドラマが同時進行している。思いを寄せる幼なじみにプレゼントを渡そうとするユウキ家の娘「ルリ」。部屋にいる不思議な生き物を見つけてしまったルリの弟「タクヤ」。さらに謎の美術館強盗や、タイムパトロールまでが関係してくる。

 ポムは、仲間の救出、シルバーの逮捕に加えて、謎の爆発をもくい止めなくてはならない。住人の行動スケジュールを把握し、設置したカメラで監視、複雑に絡み合うドラマを解きほぐすことで事件解決の糸口を探すこととなる。タイムピースを使い、同じ時間を繰り返し体験することで、新たなヒントを見つけることも必要。

突然登場するタイムパトロール。彼も犯罪者を追ってここに来たらしい。大阪弁をしゃべるユニークなキャラクタ ペットのハムスターと遭遇。彼はポムを「謎のハムスターワールド」へ招待する オープニングムービー。1日前に戻った時点でゲームがスタートする。空間だけではなく、時間までも移動する大冒険が始まる


【スクリーンショット】


(C) 2002 Victor Interactive Software Inc.

□ビクター インタラクティブ ソフトウェアのホームページ
http://www.vis.co.jp/
□製品情報
http://www.vis.co.jp/Software/title/bokuchii/index.html

(2002年7月10日)

[Reported by 勝田哲也]

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