無断で客にゲームソフトを利用させていたホテルを摘発愛知県生活経済課、西尾署、設楽署は、客室に備え付けたテレビゲーム機を無断で客に利用させていたとして、愛知県豊川市内の会社と同社役員の男性(41歳)を著作権法違反(上映権の侵害)の疑いで名古屋地検岡崎支部へ書類送検した。 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS) は、今回の件について実態調査を行ない、捜査機関に取締りを要請していたという。告訴会社は株式会社セガ、株式会社ナムコ、任天堂株式会社の3社。 ACCSは、'99年6月に権利者などからの情報提供に基づき同ホテルの実態調査を行なったところ、テレビゲームの無断上映(利用)が認められたため、同社に対し2回にわたり止めるよう通知書を送付したという。
翌年、役員男性から使用を止めたとの連絡があったものの、その後も権利者などから情報提供があり、2000年6月に再調査を実施。無断利用が引き続き行なわれていたため、ACCSでは悪質な事例と判断して捜査機関に取り締まりを要請。5月22に愛知県警が家宅捜索などを行ない、ゲームソフトなどを押収して調べを進めていたという。
(2002年7月10日) [Reported by 北村孝和] |
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