コーエー、「信長の野望 Online」最新画面を公開
キャラクタの衣装や武器、感情表現の一部が判明

今秋発売予定

価格:未定
月額基本料金:未定


 株式会社コーエーは、戦国時代をモチーフにした同社初のMMORPG「信長の野望 Online」の最新画面を公開した。ゲームの概要については製品発表会レポートでお伝えしたとおりだが、それらの具体的な内容については現時点でもまだ明らかにされていない。詳細についてはβテスト開始まで待たなければならないようだ。

 今回公開された画面は、城下町とフィールドの風景ショットと、侍、僧侶、陰陽師のモデルデータ。気になるリアルタイムバトルの模様が含まれていないのは残念だが、開発途中のものとはいえ画面を隅々まで覗くことで作品の意外な素顔が見えてくる。たとえば二刀流姿の侍や、シーンが異なるたびに違ったモーションをしている神主(巫女?)の姿など。画面内に綺麗に溶け込んでいる明朝フォントも読みやすくて好印象だ。

 画面によってはキャラクタの影があったりなかったり、複数の開発バージョンが混在している模様だが、画面から伝わってくる異界日本の雰囲気は実に素晴らしいものに仕上がっている。ぜひじっくり眺めてみていただきたい。なお、7月1日より開始した「信長の野望 Online」のβテスター募集はまだまだ受付中なので、興味のある方はどしどしご応募いただきたい。


緋色の鎧が渋い「侍」。合戦や鬼退治に大活躍してくれそうだ。それにしても脚絆と手甲のツヤの表現がうまい
僧侶
法衣に鉢がねを付けた「僧侶」。手に持つ錫杖は、武器ではなく修験者が持つ仏具のひとつで、先端の輪飾りに通された6個の遊環を揺らし、その音で悪霊を退治する。はずだが、ゲームでは、さてどうなる?
陰陽師
中国を発祥とする方術の使い手「陰陽師」。本作においては魔法使いの役割をになう。デモでは鬼に対して派手な呪術をぶちかましていたが、どれぐらい呪術が用意されるのか楽しみだ

城下町で自由気ままな会話を楽しむプレーヤーたち。徒党を組んだプレーヤーたちの相性によって自動的に決まる徒党名には「常勝の金剛石」、「月光の七賢」、「神速の五虎将」といった名前が確認できる

城下町百景。呉服屋、茶店主などが店先にいるのがわかる。湯屋や米屋、酒屋、野菜売りなど、いかにも城下町らしい風景が続いている。個人的にはたまに姫が立ち寄る舶来品屋を希望

戦国時代を彷彿とさせる殺風景なフィールド。敵の姿が見えないのがちょっと寂しい印象。β版では鬼が歩いていたりするのだろうか

(C)2002 KOEI Co.,Ltd.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「信長の野望 Online」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/nob_online/
□関連情報
【2002年7月1日】コーエー、「信長の野望 Online」のβテスターを一般募集
GAME Watch読者100名にβテストアカウントをプレゼント!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020701/nobubeta.htm
【2002年4月17日】コーエーが贈る2大ネットワークゲームの全貌を探る
「信長の野望 Online」、「三國志 Battlefield」詳報
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020417/koei2.htm

(2002年7月4日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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