「伝説のオウガバトル」などで有名なクエスト ソフトウェア部門をスクウェアに譲渡
6月19日 発表
株式会社クエストは19日、同社のゲームソフト開発事業を株式会社スクウェアに譲渡すると同社WEBにて明らかにした。
クエストは家庭用コンピュータゲームソフトの企画、開発、販売会社として'88年に設立。パソコン用ソフト「銀河英雄伝説」がヒットを記録しシリーズ化される中、最も多くのゲームファンにクエストの名を知らしめたであろうスーパーファミコン用シミュレーション「伝説のオウガバトル」を'93年にリリース。'95年には「タクティクス オウガ」をリリース。ニンテンドウ64版「オウガバトル64」、GBA版「タクティクスオウガ外伝」といったシリーズ作品の開発を行なってきた。
'90年にボーステック株式会社と合併し、パーソナルコンピュータ用ソフトの企画、開発、販売も行なうようになり、「ハイパー家計簿」などを開発。クエストはこれまで、パソコン用ソフトと任天堂のゲームハードを中心にゲームの制作を行なってきている。今回の譲渡は、スクウェアの任天堂ハードウェアへのソフト供給再開や、「ファイナルファンタジーXI」のWindows版リリースといった動向と一致する展開と言えるかもしれない。
□クエストのホームページ
http://www.quest-kk.com/
□ニュースリリース
http://www.quest-kk.com/osirase/
(2002年6月19日)
[Reported by 船津稔]
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