ナムコ・ナンジャタウン「アイスクリーム博覧会」 |
株式会社ナムコは同社のテーマパーク「ナンジャタウン」で6月14日から開催するイベント「アイスクリーム博覧会」をメディアに向けて公開した。イベントは明日から9月30日まで開催される。
アイスクリーム博覧会は「ナンジャタウン」内のあちらこちらで日本全国のご当地アイス、そして海外のアイスも一部楽しむことができるイベント。ただ食べるだけでなく、アイスに関するクイズに答えることで占う「ハッピーアイスクリーム占い」や、懐かしいアイスのパッケージやポスターなどが展示されている「アイスクリーム今昔物語」などアイスクリームを色々と楽しむことができる。
メディア先行体験会の開催された13日には「伸びるアイス」としてかなり注目を集めているトルコのアイス「ドンドルマ」の制作パフォーマンスも行なわれた。ドンドルマは伸びる成分が入っている木の根っこを入れて作られているというが、詳細は「企業秘密」とか。
とにかくこのアイス、伸びる伸びる。蓋のあいた冷凍庫のような特殊な装置の中にアイスを入れ、長い鉄製のへらを使ってグイグイと混ぜて伸ばす作業をかなりの時間にわたって繰り返し、最後に伸びるアイスをスパゲッティを絡め取るようにくりくりと巻き取ってコーンにのっけてお客さんに手渡していた。アイスがへらから離れないのを利用して、ひょいっとアイスを引っ込めたり、最後の最後まで楽しいパフォーマンスを繰り広げた。
お味はミルク味というか、少し不思議な味だが、不思議な食感も相まって面白いので、ぜひとも体験してみて欲しい。イベント開催後は15日と16日に同様のパフォーマンスが行なわれるという。それ以外の日はイベントはないが、3階にあるナジャブ倶楽部で食べることができる。
ナンジャタウン内をひととおり見て回ったが、すべて食べるのは1度では不可能と思われるほどのアイスクリームが置かれている。中には面白いアイスクリームもあって高知の「焼きナスアイス」や広島の「塩アイス」、北海道のウニをバニラに練り込んだ「ムーコンのお気に入りアイス (うに)」など一度は食べたいアイスが目白押しだ。
記者は静岡の「桜えびアイス」と愛知の「きしめんアイス」に挑戦。両方ともそれぞれの具が丸ごとはいっているのが特徴。桜えびアイスはまさにエビの味がする。アイス自体の甘さは控えめ。一方、きしめんアイスはなんとなくラムレーズンのアイスのような味。きしめんは1cmほどのものがちりばめられており、食感でわかる。
もうひとつ、インド亭のインド風アイスのてんぷらに挑戦。その場でカリッと揚げてくれるので受けとるとまだ暖かい。外の衣をさっくりとスプーンで割ると冷たいアイスの登場だ。味はなんとなく揚げパンを食べているようなちょっぴり懐かしい感じ。チョコレートソースもかかっているので甘めだが、これはこれで美味しかった。
このイベントは思った以上に面白いと思う。多くの友人やグループで食べに行って食べ比べしてみるといいのではないだろうか。とにかく食べることができるアイスは多いので、間違ってもひとりで全部食べようとは思わない方がイイ。いくら暑い夏だからと言ってもお腹こわしちゃいますよ。
(2002年6月13日)
[Reported by 船津稔]
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